【まとめ】Diptyque(ディプティック)香水22選|全て肌で試したレビューまとめ

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1961年、パリのサンジェルマン大通り31番地。

画家・インテリアデザイナー・劇場装飾家という異色の3人が、世界中から集めたセンスの良い雑貨やオブジェを並べた小さな店を開きました。
それがディプティックの始まりです。

香水メゾンとして生まれたわけではありません。
アートと旅と美への情熱を持った3人が、自分たちが美しいと思うものを届けたくて始めた場所でした。

最初に手がけたのはキャンドル。そして次に発売したのがオードトワレ「ロー」です。
1968年のことです。


ここで注目したいのが、その「ロー」という香りです。

新しいブランドが最初に発売する香水には、通常大きな期待がかかります。
メゾンの認知を広げ、売上に貢献するため、万人受けする香調で作られることがスタンダードです。

しかしローは、そのセオリーとは全く異なる場所にある香りでした。
スパイスとハーブが主役の、商業的に言えば「売れ線」とは程遠い香り。
それをブランド最初の一本として世に出したことに、ディプティックという場所の本質があると感じています。

利益や流行を追うのではなく、自分たちが美しいと信じるものを誠実に届ける。その姿勢は創業から60年以上経った今も変わっていません。


では、なぜ今これほどの人気を集めているのか。

きっかけのひとつは「オルフェオン」の爆発的なヒットでした。
2021年に発売されたこの香りは、ウッディでありながら透明感があり、
清潔感と個性が同居するという稀有な香り。SNSで話題が広がり
「おしゃれな人がつけている香水」としてファッション感覚で纏う人が増えていきました。

ディプティックのもうひとつの魅力は、ブランドそのものの佇まいにあります。
インテリアデザイナーが関わった創業の背景通り、
ボトルのデザイン・パッケージ・店舗の雰囲気まで一貫したアーティスティックな世界観があります。香水を選ぶという行為そのものが、ひとつの審美眼の表れになる。そんなブランドです。

香りに詳しい方が「この香りは知る人ぞ知る」と愛用し続ける深みと、
ファッションやインテリアが好きな方が「おしゃれなブランド」として手に取る入口の広さ。
その両方を持っているブランドは、実はとても珍しいのです。

この記事では筆者が実際に全て肌で試したディプティックの香水21本を、カテゴリ別にご紹介します。どれを選ぶか迷っている方の参考になれば嬉しいです。

22本を一覧で比較

香水名種類甘さ持続時間向くシーン
ローEDTなし1時間半〜自分時間・思考を整えたい時
フルールドゥポー EDPEDP4時間ほどON/OFF両用
フルールドゥポー EDTEDT5時間以上オフィス・プライベート
ローパピエEDT4時間半自分の核に集中したい時
オルフェオンEDP6時間ほどON/OFF両用・ファッション
ドソンEDT3時間秋冬・日常
オーローズ EDTEDT3時間以上日常・オールシーズン
オーローズ EDPEDP6時間弱特別な日・夜
サンジェルマン34EDT4時間ほどON/OFF両用・30代以降
オーデサンスEDT2時間半〜3時間ビジネス・日常
タムダオ EDTEDTなし4時間以上自分時間・集中したい時
ゼラニウムオドラタEDT1時間春夏・ビジネス
ローデゼスペリードEDT3時間春夏・日常
ロンブルダンロー EDTEDT10時間ビジネス・プライベート
フィロシコス EDPEDP4時間強落ち着きたい時・秋冬
オーモエリEDT6〜10時間安眠・プライベート
オレーヌEDT2時間半日常・プライベート
オーキャピタルEDP6時間ON/OFF両用・30代以降
ロードネロリEDT3時間春夏・日常
オーデュエル EDP6時間以上夜・デート
オーデュエル EDT6時間以上オフィス・日中
ヴェチヴェリオEDT4時間半 オフィス・春夏・日常
オードミンテ EDP4時間弱ビジネス・日常・ジェンダーレス

3大人気の香り

店舗スタッフに「ディプティックの3大人気」と教えていただいた3本です。

① オルフェオン

ディプティック「オルフェオン」見出し画像

一言で言うと「卓越したセンスを持つ人物像が浮かぶ」香りです。

スプレーした瞬間、非常にクリアで透明感のある印象が広がります。
ただ爽やかなだけでなく湿度を含んだウッディが後を追い、時間が経つとトンカビーンのすっきりとした甘さがウッディの深みと混ざり合いながら肌本来の匂いと一体化していきます。

ディプティック創業者たちが通った伝説のナイトバーへのオマージュとして2021年に発売。
今ではディプティックの「代表的な」といっても過言ではない香り。
2026年にはオードトワレも新発売されています。

実際に購入したディプティック「オルフェオンオードトワレ」の写真

② フルールドゥポー EDP

ディプティック フルールドゥポー 香りのイメージ 清潔感のあるムスク

一言で言うと「ディプティックらしさ開花、肌の花|幻想にならない、意志のある唯一無二のムスク」です。(一言なのに長めです)

スプレーした瞬間、お花でもフルーツでもウッディでもない何の香りか掴みきれない輪郭の中をふわりと調和する香りが広がります。
気がつくと自分の肌の香りになっていて、ホワイトムスクの甘い柔らかさが素肌の香りへと落ち着いていきます。

世界で最も高価で貴重なエッセンスのひとつといわれるアンブレットシードが使用されています。
男性ウケも女性ウケも良く、香りが主役にならず纏った方を際立たせてくれるのが最大の魅力です。


③ ドソン EDT

ディプティック「ドソン」香りイメージ写真

一言で言うと「周りから褒められる、みずみずしいチュベローズが主役の華やかフローラル」です。

スプレーした瞬間に摘みたての瑞々しいフェミニンなフローラルが広がります。
その後穏やかな水面を思わせるウォータリーな雰囲気へと移ろい、豊かでエアリー。クリーミーな余韻が3時間ほど持続します。

ディプティック創業者のひとりイヴ・クエロンが幼少期を過ごしたベトナムのビーチ「ドソン」の名を冠した香りです。
周りから良い印象をもってもらえたという口コミが多く、プレゼントにも喜ばれる一本です。


2025年の新作

④ フルールドゥポー EDT

実際に購入したディプティック「フルールドゥポー」EDT写真

一言で言うと「フルールドゥポーの天真爛漫なクリアさ。ナチュラルな魅力を引き出すEDT」です。

2025年8月に新発売。スプレーするとEDPより透明感があり、フルーティーな柔らかさが鼻を抜けます。
1時間ほどでキャンドルのようなクリーミーなソフトな甘さが優雅に寄り添い、4時間ほどでボディクリームに包まれるような穏やかな香りへ変化します。
オードトワレながら5時間以上持続します。

EDPは親密性・肌へぴったり添う香り、EDTは親しみやすさ・明るさを含む香りという違いがあります。個性を表現するならEDP、ナチュラルな魅力を表現するならEDTがおすすめです。

詳しいレビューはこちら↓


フローラル系の香り

⑤ オーローズ EDT

ディプティック「オーローズEDT」香りのイメージ写真

一言で言うと「晴れた初夏の朝、そよ風に揺られ輝くようなローズ」です。

スプレーしたては透明感に溢れたみずみずしさが広がり、
1分後にはソフトなグリーンライトとフルーティーさが出てきます。30分ほどでティー系の優しさが浮かび上がり、3時間経っても香りがしっかり感じられます。

ダマスクローズとセンティフォリアローズという2種の最高級ローズが使用されています。青みのあるローズが苦手な方でも使いやすく、ローズ香水の入門として最適な一本です。


⑥ オーローズ EDP

ディプティック「オーローズEDP」香りのイメージ写真

一言で言うと「肌そのものが香るようなセカンドスキンのローズ、表情が花開く」香りです。

スプレーしたては清潔感あるフェミニンさにライチのようなフルーティーな甘さ。
1時間ほどで香り立ちが肌に馴染み、ラストノートでは肌から柔らかくボリュームのあるローズに心を奪われます。

ローズエッセンス・ローズアブソリュート・フィラッドローズという3種のローズ由来成分が使用された2022年発売の一本です。
お風呂上がりにつけて翌朝まで持続したという口コミもあります。


⑦ オーモエリ

ディプティック「オーモエリ」香りのイメージ写真

一言で言うと「カシミアのストールを頭からかぶったような柔らかさ、6〜10時間持続する安眠香水」です。

スプレーするとフレッシュさとフローラルの豊かな香りがゆっくりと広がります。
10分ほどでスパイシーさで引き立てられたフローラルが深みを増し、6時間ほど持続します。
纏った箇所に鼻を近づけると10時間近く香りを感じられます。

コモロ諸島のモヘリ島産イランイランが使用されており、ディプティックとジボダン社がその地域の産業活性化と生活向上を支援し続けています。
筆者がディプティックで初めて購入した思い出の香り。


⑧ オレーヌ

ディプティック「オレーヌ」香りのイメージ写真

※このお花はジャスミンではありません


一言で言うと「調香師のプライドを感じる、ジャスミンに限りなく近い正統派フローラル」です。

スプレーした瞬間からピュアなフローラルが広がります。
15分ほどでパウダリーな印象と華やかなフローラルが高まり、
30分ほどで品格を感じさせる端正なフローラルへ落ち着きます。
持続時間は2時間半ほどです。

1988年発売の歴史ある香りで、匂いの帝王ルカ・トゥリンが5つ星中4つ星の高評価をつけています。
ジャスミン好きの方に特に人気で、リピーターが多い一本です。


シトラス・フレッシュ系の香り

⑨ オーデサンス

ディプティック「オーデサンス」香りのイメージ写真

「感覚の水」という意味をもつ香り。一言で言うと「低音も含む厚みのある爽やかさ」です。

スプレーすると従来のフレッシュな香りとは異なる、
低音も含むような厚みのあるフレッシュ感のある香りが広がります。
20分ほどで白く薄い花びらを持つフローラルの印象が出てきて、2時間半〜3時間持続します。

穏やかに明るい気持ちにしてくれる感覚を持つ香りですので
自分の中でのスイッチ押すような
自分の内側からタイミングを測る意味で纏うのもピッタリの香りです。
ビジネスシーンでも自然に使えるジェンダーレス。


⑩ ゼラニウムオドラタ

ディプティック「ゼラニウムオドラタ」香りのイメージ写真

一言で言うと「梅雨・湿度の多い季節に特に輝くハーブ系フレッシュ」です。

スプレーしたてはミント×フレッシュローズ×レモンの抜群のバランスで広がります。
8分ほどでハーブのようなナチュラルなグリーンぽさへ移り、1時間ほどでクリアなウッディへ変化します。
持続時間は控えめですが纏い直すことでリフレッシュ効果を何度も楽しめます。

ディプティックの店内で偶然香りを感じ「今の香りは何ですか?」と聞いてしまったほど
一嗅ぎ惚れしてしまった一本。
シーンを選ばない万能なジェンダーレスの香りです。


⑪ ローデゼスペリード

ディプティック「ローデゼスペリード」香りのイメージ写真

一言で言うと「ミントのひんやり感と柑橘の丸みが織りなす、避暑地を体感できるフレッシュ」です。

スプレーすると柑橘の爽やかさとアロマティックな明るさが広がります。10分ほどでひんやり感のあるスパイシーさに爽やかさが引き立てられ、50分ほどでフローラルのデリケートな爽やかさが姿を現します。3時間ほど持続します。

ロー発売40周年記念として2008年に発売した3種のオーデコロンのうちの一本です。ディプティックの爽やか系4種(オーデサンス・オイエド・ロードネロリ・ゼラニウムオドラタ)の中でも最も柑橘感が際立つ香りです。


⑰ 12ロードネロリ

ディプティック「ロードネロリ」香りのイメージ写真

一言で言うと「甘みのある意外性、スウィートな柑橘の香りの変化を楽しむ一本」です。

スプレーするとスウィートさのある柑橘のフレッシュな香りが丸みを帯びて広がります。
10分ほどでフルーティーなスウィート感が増し、15分ほどでさり気なく掴みどころのない魅力的な面が出てきます。
3時間ほど持続します。

ロー発売40周年記念の3種のうちの一本。
ネーミングから爽やかな印象を持ちがちですが纏うと甘みのある意外性があります。
「緊張する時に香りに助けられた」という口コミが印象的な、気持ちを落ち着かせてくれる一本です。

㉒⑬オードミンテ

ディプティック「オードミンテ」香りのイメージ写真

一言で言うと「ミントなのにクールすぎない、清潔感と品格を同時に纏える大人のアロマティック」です。

購入時にいただいたサンプルで試しました。
スプレーするとやわらかな風の真ん中にひんやりしたシャープさが走っているような心地よい爽やかさが広がります。
ほんのりアロマティックな清潔感とクラシカルな品格。
鼻の奥を抜ける香りは葉の甘みのような、緑茶のまろみのような甘さがあります。
その後はやわらかな甘さに透明感を備えてお肌に馴染んでいきます。

4時間弱ほど持続。

ミントが使用されていながらクールすぎず青すぎない、大人の爽やかさが特徴です。
美容に精通されている千賀健永さんが「酸味があって甘っぽいけど甘すぎず大人っぽい」と愛用紹介されていた香りでもあります。
ビジネスシーンや初対面の場にも好印象を与える知的な一本です。

ウッディ系の香り

⑭ タムダオ EDT

ディプティック「タムダオ」香りの世界観写真

一言で言うと「冬に訪れた別荘の暖炉のような安らぎ、静寂の中に整う香り」です。

スプレーしたてはカラッとドライでシャープなウッディ。3分ほどでナッツのようなクリーミーさがゆっくりと出てきて、30分後にはサンダルウッドのクリーミーな安心感が主役になります。

2003年発売。同じウッディ系のオルフェオンとよく比較されますが、タムダオは「自分のために纏う」、オルフェオンは「印象を高めるために纏う」という使い分けが人気です。

詳しいレビューはこちら↓


⑮ フィロシコス EDP

ディプティック「フィロシコス」香りのイメージ写真

一言で言うと「歴史深い大きな樹に背中を預けるような深い呼吸、熟したイチジクの官能性」です。

スプレーするとクリーミーなイチジクの果汁に引き立てられたドライなウッディが一瞬顔を見せ、すぐにさっぱりしたクリーミーさが立ってきます。1時間ほどで安心感のあるウッディな表情が出て、4時間強持続します。

ギリシャ語で「イチジクの友」を意味するこの香りは、EDTよりクリーミーで重厚感があります。EDTが瑞々しい葉の爽やかさなら、EDPは熟した果実と樹木の深みというイメージです。


⑯ ヴェチヴェリオ EDT

ディプティック「ヴェチヴェリオ」香りのイメージ写真

一言で言うと「土っぽさを昇華させた都会的な洗練、ウッディ系の中で最も日常使いしやすい一本」です。

2月の曇った日の朝に試しました。スプレーすると高いトーンを感じるウッディの爽やかさが、ドライで少し篭った印象の香りと合わせて広がります。亜熱帯地方を感じるような植物の生命力を感じる景色です。10分ほどでフローラルの少し甘く華やかな香りが出てきて印象の移り変わりがはっきり感じられます。4時間半ほど持続します。

ハイチ産ベチバーを主役にしながらローズとグレープフルーツで都会的な洗練へと昇華させた一本です。同じウッディ系のオルフェオン・タムダオが重厚感があるのに対し、ヴェチヴェリオは最も軽やかで湿度の高い日本の気候にも合う希有なウッディ香水です。

ディプティック4つのウッディ系の使い分け目安

オルフェオン → 夜のお出かけ・ドレスアップ
ボワコルセ  → リラックスタイム・秋冬
タムダオ   → 集中したい時・自分と向き合う時
ヴェチヴェリオ→ オフィス・春夏・日常使い

⑰サンジェルマン34

ディプティック「サンジェルマン34」香りのイメージ写真

一言で言うと「絶対に誰も真似できない存在感確立されたパーソナリティ」です。

スプレーするとリキュールのようなスパイシーでクラシックな香りが広がります。
15秒ほどでドライで樹皮のような安心感とお洒落な渋さが出てきて、40分ほどでヴェルヴェットのような湿度と温かさが増しミステリアスな雰囲気へ変化します。

ディプティック創業50周年を記念し、本店のアドレスを冠にした香りです。
本店のその空間の香りのデータを分析し、それによって再現された香りです。

詳しいレビューはこちら↓

バニラ系の香り

⑱オーデュエル EDP

ディプティック「オーデュエル」香りのイメージ写真

一言で言うと「甘くないバニラの代表格、スパイスの霧の中からゆっくり現れる大人の甘さ」です。

2025年に全面開業したニュウマン高輪の店舗で実際に試しました。
スプレーするとスパイシーさとドライな香りがソフトにふわっと広がります。10分ほどでゆっくりとバニラの印象が顔を見せてきて、スッキリとしたバニラの香りが肌へ溶け込みながらふくよかさを増していきます。6時間以上持続します。

「甘くないバニラを探している方」「ユニセックスな香りを求める方」に特におすすめです。ディプティックの他の香り(タムダオなど)との重ね付けも楽しめる一本とお店の方に教えていただきました。バニラ香水の中では最もスパイシーでドライな印象で、スイーツに例えるなら香ばしく焼き上げられたシフォンケーキのような印象です。


⑲オーデュエル EDT

購入したディプティック「オーデュエルEDT」写真

※池袋西武店OPEN の際選べるセットで購入しました

一言で言うと「ホイップクリームのような軽やかな甘さ、日中使いやすいバニラ」です。

EDPと同じ日に比較しながら試しました。スプレーすると秘密めいたトーンのスパイシーで温かみのある香りが広がります。
10分ほどするとEDPより高いトーンのバニラの香りがゆっくりと顔を見せ、生クリームよりホイップクリームのような軽やかさのある甘さが特徴です。
オードトワレながら6時間以上持続します。

EDPが「濃厚でまろやか・夜のデートや特別な場面向き」なのに対し、EDTは「軽やかで透明感のある甘さ・オフィスや日中の外出向き」という使い分けができます。どちらかひとつ選ぶなら、日常使いにはEDT・特別な日や夜にはEDPが向いています。

詳しいレビューはこちら↓

個性派・ニッチな香り

⑳ロー

ディプティック「ロー」の香りイメージ写真

一言で言うと「ディプティックの魂を感じる、1968年発売の揺るがない信念の香り」です。

スプレーすると爽やかさが立った後すぐに鋭角なスパイシーさが繊細に広がります。チャイティーラテのまろやかなアクセントのような温かみも感じられます。10分ほどでスパイシーな面は姿を潜め、ハーブ園を散歩するようなナチュラルな印象へ変わります。

ディプティック初のオードトワレとして1968年に発売。商業的にヒットしやすい香調ではないにも関わらず最初の一本として世に出したディプティックの信念と自信を感じる一本です。ルカ・トゥリン著書で4つ星評価を受けています。

詳しいレビューはこちら↓


㉑ ローパピエ

ディプティック「ローパピエ」香りのイメージ写真

一言で言うと「墨・インクを想わせるとろみある甘さ、纏う人によって香りが変わる唯一無二」です。

スプレーして広がるのはどこか懐かしさを感じる空気感。まさに墨やインクを想わせるとろみのある滑らかでみずみずしいクラシックな甘い香りが4時間半ほど持続します。

ディプティックのラベルに何も書かれていない唯一のフレグランスです。お店の方から「纏う方によって香りが変わる」と教えていただいた一本で、周りから「いい香りがする、何の香水?」と聞かれた方が多い香りです。

詳しいレビューはこちら↓

㉒ロンブルダンロー EDT

ディプティック「ロンブルダンロー」香りのイメージ写真

一言で言うと「約40年色褪せない名香、ベリーとグリーンビターが奏でる唯一無二の旋律」です。

スプレーするとベリー系で甘さ控えめな果実のフルーティーさとリーフのグリーンなビターさが広がります。1分ほどでクリアな印象が出てきてスウィートさも含んできます。シングルノートのため大きな変化はなく、10時間ほど持続します。

1983年発売。1980年代が甘さや重さのある香りがトレンドの時代の中で、
それとは全く異なる独自の世界観を発表していたディプティックのこだわりを感じさせる歴史的な一本です。

詳しいレビューはこちら↓

㉓ オーキャピタル

ディプティック「オーキャピタル」香りのイメージ写真

一言で言うと「調香師の卓越した技術を感じられるディプティック初のシプレー。パリの歴史と現代が融合する大人のローズ」です。

スプレーすると清々しさに引き立てられたローズの香りが広がります。
10分ほどでローズが表面へ昇華し湿度を持ったミステリアスな雰囲気が柔らかく香ります。
1時間半ほどで軽やかさもある湿度を持ったカシミヤのような香りへと変化し、6時間ほど持続します。

ディプティック初のシプレーノートという歴史的な一本。
30〜40代の香水好きの方の口コミが多く、一筋縄ではいかない大人を楽しめる香りです。

詳しいレビューはこちら↓


どれを選ぶか迷ったら

ディプティックを初めて試す方 → オーローズEDT・オルフェオン・ドソン・フルールドゥポーEDT

人と被りたくない一本を探している方 → ロー・オレーヌ・ローパピエ・サンジェルマン34・ロンブルダンロー

甘い香りが好きな方 → ドソン・オーローズEDP・フィロシコスEDP・オーデュエル

甘さ控えめで清潔感を求める方 → ロードネロリ・オーデサンス・ゼラニウムオドラタ
              (タムダオなら神聖な意味で整う印象)

持続時間を重視する方 → オーモエリ(6〜10時間)・フルールドゥポーEDT(5時間以上)・オーキャピタル(6時間)・ロンブルダンロー(10時間)・オルフェオンEDP

自分のための時間に纏いたい方 → ロー・タムダオ・ローパピエ・オーモエリ

ビジネスシーンで使いたい方 → オーデサンス・ゼラニウムオドラタ・オルフェオンEDT・フルールドゥポーEDT・オードミンテ(オードミンテは特に初対面・フォーマルな場に最適)

ローズの香りが好きな方 → オーローズEDT(爽やかなローズ)・オーローズEDP(官能的なローズ)・オーキャピタル(大人のシプレーローズ)

ウッディ系に挑戦したい方 → タムダオ(自分のため)・オルフェオン(印象を高めるため)・フィロシコスEDP(クリーミーなウッディ)

バニラ系の香りが好きな方 → オーデュエルEDP(夜・特別な日)   オーデュエルEDT(日中・オフィス)


ディプティックの香水が買える場所

国内店舗 DIPTYQUE青山・GINZA SIX・二子玉川・六本木・丸の内・日本橋髙島屋・松屋銀座・渋谷スクランブルスクエア・そごう横浜・ニュウマン横浜・ジェイアール名古屋髙島屋・京都BAL・ジェイアール京都伊勢丹・仙台藤崎・大阪髙島屋・ルクア大阪・阪急うめだ・大丸心斎橋・神戸BAL・大丸神戸・伊勢丹新宿

新店舗情報 銀座三越にディプティックが新たに出店しました(2025年10月)。


まとめ

ディプティックの香水に共通しているのは**「利益や流行を追わず、ひとつひとつの香りを誠実に創造する」**という姿勢です。
1968年発売のローが今も色褪せず愛され続けているのは、その証明だと感じます。

直感で選んだ香りが、気がつくと大切な記憶と重なっていく。
そんな体験がディプティックの香りには宿っています。

各香水の詳しいレビューは個別記事に掲載しています。
気になった香りがあればぜひそちらもご覧ください🫧



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