LE LABO(ルラボ)香水17種レビューまとめ


2006年にニューヨークで誕生したニッチフレグランスメゾン「LE LABO(ルラボ)」
ブランド名の由来は「研究室」です。

鮮度と手作業を追求し、代官山・青山・など国内の店舗では
その場で調合するフレッシュブレンディングサービスも展開しています。
広告宣伝をほとんど行わず、製品の質を最重要視する姿勢が愛好家に支持され続けています。

ルラボの香水のネーミングにはユニークなルールがあります。
香水名の前半がメインとなる香料、後半の数字が使用されている香料の数を表しています。
例えば「サンタル33」であればサンダルウッドが主役で33種の香料が使われているということこの記事では筆者が実際に全て肌で試したルラボの香水16本をご紹介します。
どれを選ぶか迷っている方の参考になれば嬉しいです。

著者について

香水を含む美容業界に20年以上いながら
奥深い香りの世界に魅了され、フレグランスエキスパートの資格を取得。
1000人以上の方に香水選びのカウンセリングを実施してきました。
また、自分自身でもお試しサイズも含め200種類以上の香水を購入し
実際に試した感覚をもとに記事を書いています。


目次

17本を一覧で比較

香水名香調甘さ持続時間向くシーン
アナザー13ムスク×フローラル5時間オールシーズン・全シーン
ガイアック10スモーキーウッディなし5時間自分のための香り・秋冬
サンタル33ウッディ×クリーミー2時間以上普段使い・オールシーズン
ローズ31ウッディローズ6時間弱媚びない個性派
アンブレット9ミルキームスク2時間シーン選ばず
トンカ25スパイシーウッディ2時間半自分時間・落ち着きたい時
LYS41ホワイトフローラル4時間女子会・休日
テノワール29ブラックティー×スモーキー5時間ON/OFF両用
マッチャ26グリーン×クリーミー3時間弱自分時間・30代以降
ベ19フレッシュウッディなし3時間秋冬春・自分のための香り
ネロリ36ウォータリー×フルーティー4時間夏・ジェンダーレス
ベルガモット22フレッシュ柑橘3時間春夏秋・初心者向け
フルールドランジェ27フレッシュフローラル5〜7時間以上TPO問わず
ジャスミン17デリケートフローラル5時間リラックス・日常
ユーカリプタス20クリーン×スモーキーなし5時間以上朝・ビジネス・リフレッシュ
ラヴァンド31 ムスク×ラベンダー秋冬・オールシーズン |
ヴァイオレット30グリーンフローラル×ウッディ4時間半オールシーズン・自立した大人

人気シリーズ・定番の香り

① アナザー13

【ここに商品写真挿入】

一言で言うと「なんの香りか聞かれる、その人の香りになっていく唯一無二のムスク」です。

スプレーして広がるのはフローラルの繊細な印象。
肌にのるとスチームのような空気感の中に若干の硬さのあるオフホワイト、
その奥にクリーミーなスウィート感があります。
時間が経つほど自分自身の肌の香りに寄り添っていくようなラストノートが特徴で5時間ほど持続します。

希少で高価なアンバーグリス(アニマルムスク)が使用されており、原価を気にせず香りを創造できるルラボだからこそ成し得た作品です。「なんの香りか聞かれた」「何度も褒められた」という口コミが多い、日本で人気No.1の香りです。

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② ガイアック10

一言で言うと「知ってほしいけど知られたくない、削ぎ落とされた究極の清潔感」です。

スプレーしたては香りが掴めない印象ですが、3分ほどでスモーキーでシャープな雰囲気が出てきます。土っぽさをほんのり感じながらウッディなボリューム感と洗練された雰囲気が流れ、次第にツヤっぽいフェミニンさが出てきます。5時間ほど持続します。

東京限定のシティエクスクルーシブコレクションの一本で、
賦香率が他のルラボの香りの2倍。30%という特別な一本です。体温で香りがゆっくり開いてくる体験も楽しめます。

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③ サンタル33

ルラボ「サンタル33」香りをつけた時の気持ちを表現した写真

一言で言うと「極上のレザージャケットを羽織るような自信と安息感、世界が認めたウッディの名香」です。

スプレーしたてはフィグのような甘さとフレッシュウッドの印象。10分ほどでクリーミーでミルキーなサンダルウッドの香りが至高の感覚へ誘います。1時間ほどで香りに軽やかさが増すという珍しい展開が楽しめます。

雑誌WWDが業界人に投票してもらったベスト香水でシャネルNo.5に次ぐ2位を獲得。世界的人気No.1の称号を持つルラボを代表する一本です。

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④ ローズ31

ルラボ「ローズ31」香りイメージ写真

一言で言うと「男性のために生まれた、媚びない洗練されたローズ」です。

つけたては高いトーンでクラシックなローズが広がり、5分ほどで木の皮のような渋みが現れます。
30分ほどで香りが肌で安定し、ボディークリームをつけた時のように自然に肌から香るローズになります。

南仏グラースで育てられたセントフォリアローズという、
DiorやChanelでも使用される厳選品種が使用されています。
ルラボ「ヒーロー5」に入る人気の一本です。
いわゆる甘いローズが苦手な方から高評価の香りです。

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⑤ アンブレット9

ルラボ「アンブレット9」  香りのイメージ写真

一言で言うと「赤ちゃんのお肌のような柔らかさ、使用香料数が最もシンプルな贅沢」です。

つけたてはミルキーさに包まれたクリアなフルーティーさとみずみずしいフローラルが広がります。
20分ほどでエアリーで温かな光のような香りが肌そのものから浮かび上がってきます。
2時間ほどの持続です。

ルラボの香水の中で使用香料数が最も少ない9種という、シンプルが故の贅沢さが際立つ一本。
調香師界の巨匠ミシェル・アルメラック氏の作品です。

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⑥ トンカ25

ルラボ「トンカ25」イメージ写真

一言で言うと「甘そうなネーミングとは裏腹、知的でユーモアある余裕の温和さ」です。

つけたてはアーモンドのクリーミーさにビターさとシナモンを想わせるスパイシーさ。
15分ほどでまろやかさが増しサンダルウッドのようなクリーミーさがふわっと香ります。
2時間半ほどで肌にピッタリ寄り添う香りへと変化します。

トンカビーンといえば洋菓子の甘い香りのイメージですが、トンカ25は想像を超えた知的な香りです。口コミが少ない分、ルラボの中でも人と被りにくい知る人ぞ知る一本です。

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フローラル系の香り

⑦ LYS41

ルラボ「リス」香りのイメージ写真

一言で言うと「肌の上で大輪の白い花が咲く、圧倒的なホワイトフローラル」です。

スプレーするとグリーンノートに新鮮なフローラルが広がります。
30分ほどでクリーミーさとパウダリーなフローラルに変化し、1時間ほどで艶やかで魅了されるフローラルが満開になります。4時間ほど持続します。

スプレーしたてのフレッシュさと30分後の印象がガラッと変わるため、必ず自分の肌で30分後まで試してから購入判断することをおすすめします。


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⑧ フルールドランジェ27

ルラボ「フルールドランジェ」香りのイメージ写真

一言で言うと「春風のような安らぎ、TPOを選ばない清潔感の王道フローラル」です。

スプレーするとまろやかな甘さのある柑橘のフレッシュな香りがふんわりと広がります。5分ほどで花弁を想起するような凝縮されたフローラルがゆっくり現れ、大きく変化せず5時間ほど持続します。鼻を近づけると7時間以上香りがわかります。

同じビターオレンジのお花から抽出されたネロリ36と比べると、フルールドランジェ27はより軽やかで動きのある香り立ちです。気軽に使える香りをお求めの方におすすめです。

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⑨ ジャスミン17

ルラボ「ジャスミン17」香りのイメージ写真

一言で言うと「纏う方の真の魅力が開花する、凛々しくデリケートなジャスミン」です。

スプレーすると柑橘を想わせる爽やかさを含むお花の香りがふわりと広がります。
30分ほどでアーモンドのクリーミーさを想わせるお肌に寄り添う香りへ変化します。
5時間ほど持続します。

いわゆるジャスミンの甘く芳醇な香りとは異なる、フェミニンさより凛々しさが際立つジャスミンです。ソフトで心地よさを大切にしたい方・香水のつけ方に不安がある方におすすめです。

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個性派・ニッチな香り

⑩ テノワール29

ルラボ「ジャスミン17」香りのイメージ写真

一言で言うと「誇り高さ75%・親しみやすさ25%、ミステリアスな魅力の虜にさせる香り」です。

纏った瞬間はリキュールを想わせる芳醇な香り。15分ほどでビターでスモーキーな雰囲気が現れ、
墨のような落ち着きも出てきます。
ビジネスシーンでは知的な印象、プライベートでは抜群のセンスを感じさせてくれます。
5時間ほど持続します。

サンタル33を手がけたフランク・フォルクル氏の作品。
ブラックティーの特別な抽出物が使用された独特の世界観を持つ一本です。

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⑪ マッチャ26

ルラボ「マッチャ」の香りイメージ写真

一言で言うと「カタカナ表記のマッチャがピッタリな、想像を超えた賢さを感じる香り」です。

つけたては酸味のある新鮮なフレッシュさと微かなスモーキーさ。
1分ほどで丸みを帯び、デリケートなフローラルが表面へと現れます。
1時間半頃には若干の湿度を持つウッディが香りの奥行きを感じさせます。
3時間弱ほど持続します。

日本の抹茶にインスパイアされた香りですが、抹茶そのものを表現した香りではありません。
抹茶のイメージを期待すると良い意味で裏切られる、アート的な世界観を持つ一本です。

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⑫ ベ19

ルラボ「べ19」香りのイメージ写真

一言で言うと「雨上がりの大地・ペトリコールを香りで体験できる、安心感から生まれる充足感」です。

フレッシュでスモーキー、少し湿度を帯びたウッディな香りがゆっくりと広がります。
1時間ほどで茶葉のようなデリケートな印象が加わり安心感から充足感へと誘ってくれます。

秋冬春にしっかり映える香りです。
アナザー13・サンタル33・ガイアック10と比較した際、
洗練された個性を演出したいならガイアック10、
安心感のために纏いたいならベ19という使い分けがおすすめです。

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シトラス・フレッシュ系の香り

⑬ ネロリ36

ルラボ「ネロリ22」香りのイメージ写真

一言で言うと「夏の涼を運ぶスイカが隠し味、36種のエッセンスが生む不思議なウォータリー」です。

水辺でグリーンのリーフを感じながらウォータリーな香りが広がります。15分ほどでソルトで高められたスイカのフルーティー感がしっかり出てきます。4時間ほど持続します。

店舗スタッフの方からスイカが使われていると教えていただいた珍しい一本。マリン系ではない希少なウォータリーな香りです。ジェンダーレスで使えます。

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⑭ ベルガモット22

クリアな香りのイメージ写真

一言で言うと「フルーツの果汁がキラキラ飛ぶような透明感、カドのない珍しい柑橘」です。

スプレーすると透明感のあるベルガモットのちょっぴりグリーンでフレッシュな香りが広がります。次第にフレッシュなフローラルの印象がソフトに前へ出てきてふくよかな香りが定着していきます。3時間ほど持続します。

終始全く雑味がなくクリアで爽やか。柑橘なのにカドがない珍しい香りです。香水初心者の方でも使いやすく、つけすぎの心配も少ない一本です。

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新作の香り

⑮ ユーカリプタス20

ルラボ「ユーカリプタス」香りのイメージ写真

【ここに商品写真挿入】

一言で言うと「朝霧の降りる早朝に森を散歩する、心に余白を与えてくれるクリーンな新作」です。

スプレーした瞬間ミントを想わせる爽やかさが心地よく鼻を抜けていきます。
5分ほどでスモーキーさがゆっくりと出てきて安心感と香りの奥行きにつながっていきます。
5時間以上持続します。

2025年発売の新作。奥行きがあっても重くない空気感が特徴で、湿気の気になる梅雨時期にもピッタリです。
リフレッシュしたい朝・集中したいビジネスシーン・休日のリラックスタイム、いずれにも対応できる万能な一本です。

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⑯ ヴァイオレット30

ルラボ新作「ヴァイオレット30」香りのイメージ写真

一言で言うと「静かな意志を感じる華やかさ、経験を積んだからこその賢いタフさ」です。

2026年2月発売の最新作。ふわりとグリーン味のある繊細なフローラルが立ち、
10分ほどでスモーキーさも兼ね備えたウッディ調が高まります。
1時間半ほどで再びフローラルが開くというユニークな展開が楽しめます。
4時間半ほど持続します。

通常の香水はトップが華やかでラストが重くなりますが、ヴァイオレット30はラストにウォータリーなフローラルが残るという珍しい展開です。
渋谷パルコ店で実際に試した際、10分後には購入したいという気持ちになった一本です。

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⑰ ラヴァンド31

ルラボ「ラヴァンド31」香りのイメージ写真

一言で言うと「これまで知っていたラベンダーではない、新たなラベンダーの世界」です。

つけたてからアクアな印象のフローラル。
1分もしないうちにコットンのようなソフトな心地よさが広がります。
30分ほどでムスクの肌へ寄り添う感覚にシャープさが加わり、2時間ほどするとドリーミーな甘さが肌そのものの香りのように溶け込んでいきます。

通常のラベンダーは開花後の花から抽出されますが、ラヴァンド31は花のつぼみだけを蒸留した最高純度のラベンダーが使用されています。
そのため「いわゆるラベンダーの香りがしない」と感じる方もいますが、
それがこの香りの革新性です。ムエットで試した時と肌に乗せた時で全く異なる印象になるため、
必ず肌で試すことをおすすめします。

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どれを選ぶか迷ったら

香りに迷うの図

人と被りたくない一本を探している方 → ガイアック10(東京限定)・トンカ25・ベ19

なんの香りか聞かれたい方・褒められたい方 → アナザー13・サンタル33・テノワール29

香水初心者の方 → ベルガモット22・フルールドランジェ27・ユーカリプタス20・アンブレット9

甘い香りが好きな方 → LYS41・

ビジネスシーンで使いたい方 → テノワール29・ガイアック10・エセンシア・ユーカリプタス20

自分のための時間に纏いたい方 → マッチャ26・ベ19・トンカ25

夏・湿気の多い季節に使いたい方 → ネロリ36・ユーカリプタス20・ベルガモット22

個性的な香りに挑戦したい方 → ヴァイオレット30・マッチャ26・LYS41

ラベンダー好きで新境地を探している方 → ラヴァンド31


ルラボの香水が買える場所

代官山・青山・GINZA SIX・渋谷パルコ・二子玉川・ニュウマン新宿・日本橋三越・京都新風館・うめだ阪急・大阪髙島屋・六本木・下北沢・原宿・福岡・新宿伊勢丹・丸の内・名古屋タカシマヤゲートタワーモール・京都町屋・南堀江・神戸BAL

近くにお店がない方や試しに行く時間がない方は、サンプルサイズでのお試しがおすすめです。
いきなりボトル(3万円前後)を購入する前に、必ず自分の肌で試すことをおすすめします。


まとめ

ルラボの香水に共通しているのは、原価を惜しまない香料へのこだわりと、
香りが主役になりすぎず、纏う人の個性を引き出す香りの設計です。
時間をかけて自分の肌に溶け込んでいくような体験ができます。

各香水の詳しいレビューは個別記事に掲載しています。
気になった香りがあればぜひそちらもご覧ください。

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