LE LABOというフレグランスメゾンを、
世界中のファッショニスタの心を掴むきっかけにした香りが
【サンタル33】です。
ニッチフレグランスという分野の存在をとてつもなく大きなものにしました。
2023年12月にお店の方に人気の香りを伺ったところ世界的にはサンタル33で
日本では現在アナザー13との事で
今も尚世界中の人々を魅了し続けている香りです。
今回はそんなサンタル33の香りを深掘りしていきます。
そんなご紹介をする私は
サンタル33基本データ
発売年:2011年
調香師:フランク・フォルクル
種類:オードパルファム
香調:ウッディーアロマティック
サイズ:15ml /50ml /100ml
一人のカウボーイが広大な空の下、馬に寄りかかり優雅にタバコを蒸している光景。
LE LABO公式サイトより
そんな“マールボロ”の古いポスターの光景にある、古き良きアメリカのファンタジーから
インスパイアされた魅惑的な香りで構成されています。
![](https://cousuiworld.com/wp-content/uploads/2023/12/cowboy-283449_1280-1024x703.jpg)
エッセンス: サンダルウッド・カルダモン・
アイリス・シダーウッド・レザーアコード
サンダルウッドは近年偽物が出回るほど価格が高騰していますが
ルラボで使用されているサンダルウッドは西オーストラリア州で
持続可能性に配慮し生産収穫され、
地域の豊かな自然や風土を大切にする生産者によって栽培されているそうです。
どんな香り?
スプレー仕立てはフィグのような甘さとフルーティーなフレッシュさがあり、
その奥に若い木を切ったばかりのような
フレッシュ感を捉えます。
とても明るく穏やかな雰囲気です。
5分ほどでフィグの印象が控えめになってきて、
フレッシュな木の印象が表面へと出てきます。
10分ほどすると
クリーミーでミルキーな印象と微かにスモーキーな印象が出てきて、
こちらの香りが嗅覚の奥でたまらなく幸せな感覚へと誘ってくれます。
![](https://cousuiworld.com/wp-content/uploads/2023/12/blue-5136251_1280-1024x682.jpg)
例えるなら、極上のレザージャケットを羽織るような
自信に満ち溢れると共に、肌触りのあまりにも滑らかな感触に
安息感を覚えるようです。
しばらくこちらの香りが続いたのち
1時間ほどで香りに軽やかさが増してきます。
(通常香りは時間が経つと重さを増していくので、
かなり珍しい展開だなワクワクしました)
2時間弱した頃には、再び特別に幸せな感覚へ。
自分自身の肌の香りそのものがミルキーになったかのような
ピッタリ肌に寄り添った心地よさに出会えます。
口コミは?
![](https://cousuiworld.com/wp-content/uploads/2024/06/people-3148100_640.jpg)
5,6年愛用してます。
ルラボの他の香りもいくつかもっていますが、やはりこれが一番好き。
普段使いにぴったり。強すぎず、会う人にさりげなく印象を残す。
サンタルはオシャレな香り。
人と被らない。
オシャレな美容師さんが付けているイメージ。
ルラボといったらこの香りが定番かと思います。
他にあるようでないようで。とても癒される香りです。
夏に使用しても重たすぎず、冬も雰囲気のある香りで大好きです。
サンダルウッドが好きな方は大満足という内容が多かったです。
唯一無二という表現をされている方も多く、
サンダルウッドのミルキーな側面がしっかり感じられるミドルノートを体験すると
上質なエッセンスによる香り立ちという事に
唯一無二という言葉に納得します。
ネガティブな口コミでは
何度かチャレンジしてみましたがトップの香りがとにかく苦手、
瓜のような青っぽさが鼻腔をつく感じに衝撃を受けました。
ラストノートのフィグっぽさもあるウッディはすごく◎なんですが、、
トップからミドルの時間が耐え難い、、
ネガティブなコメントでは
トップノートからミドルノートが苦手(瓜っぽい)と感じ、ラストノートになると癒されたり落ち着く
という内容が多かったです。
私自身は瓜っぽく感じた事はないのですが、
切り立てのフレッシュな木の印象とサンダルウッドのクリーミーさが融合した点
をそう感じる方もいるかもしれないな。
と思いました。
フルボトルで購入する前に、試しに肌にのせて
自分がどう感じるか確かめるのは必須の香りという事がわかります。
お試しサイズで確認したい方は
下記を見てみてください。
似ている香り
Diptyque フィロシコス
フィロシコスの方がフルーティーなフィグ感の高い香りで
サンタル33の方がクリーミーさのあるフィグ感ですが、
温かみや全体的な印象が似ている香りです。
Diptyque タムダオ
こちらはフィロシコスに比べると
似ている感は少ないのですが
ウッディのクリーミーさを感じられる点が似ています。
サンタル33に比べるとよりシャープさやドライな印象が大きくなります。
失敗しない纏い方(付け方)
こちらの香りは付けてから30分ほどして体温で温められると
一際香りが立ってきて印象を強く感じましたので、
スプレーする距離と場所が上手につける鍵となります。
なるべく広い面でまとえるように
腕からスプレーは10センチは離してプッシュしてください。
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もしくはお洋服を着る前の腰の辺りに左右1プッシュずつです。
また、温められることでより香りが立つので
それを逆手にとって脈を打つ場所でない所で纏い
全体的な印象として表現するのもオススメです。
具体的には頭の上に左右1プッシュ程して
香りのアーチをくぐるようなイメージの纏い方です。
追加情報【雑誌WWD】で2位を獲得
【サンタル33】は雑誌WWDがアメリカの業界人にベスト香水を投票してもらった企画で
(2022年5月6日の記事)
トップ20のうち2位に輝いています。
そのうちの1位はフレグランスの歴史を変えたとも言われているシャネルNo.5
3位は新たな香水のカテゴリーグルマン香水の立役者とも言える
ミュグレーのエンジェルがランクインしている中での2位です。
No.5は1921年、エンジェルは1992年の発売で
両者にくらべて歴史の長さもまだ浅いサンタル33が2位というのはかなりのインパクトです。
それほどまでに世界で認められ、人々を魅了し続けている香りの、肌を通して香る感覚を
ぜひ1度はその手で試していただきたいな。と思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
近くにお店がないという方は
楽天で購入するのも便利です。
気になった方は下記を見てみてください。
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日本で人気No.1の【アナザー13】については別の記事で書いています。
![](https://cousuiworld.com/wp-content/uploads/2023/11/marie-g-V7TtdCUYq18-unsplash-200x300.jpg)
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