2024年8月1日からの価格改定実施を発表した【LE LABO】
気になっていた香りは改訂前に手に入れたいですね。
ちなみにルラボの香水は高価格帯ではありますが、
広告宣伝はほとんどされておらず、
製品の質を最重要視している姿勢を感じるメゾンです。
開発者の方が来日した際のセミナーでは
ファッションブランドが出している香水とウチの商品は原価も素材のレベルも全く違うと
言い切っていたそうで、プライドを持ったものづくりをしていることが伝わります。
今回はそんなルラボの中でも
【テノワール29】
を深掘りしていきます。
ご紹介する私は
基本データ
発売年：2015年
調香師：フランク・フォルクル
種類：オード・パルファム
サイズ： 15ml ／ 50ml／ 100ml
THE NOIR 29は、気品高い葉の香りと、それを取り巻くクラフツマンシップへの叙情詩です。
ブラックティーからの特別な抽出物が、ドライでリーフィーな香りを放ち、干草やタバコを思わせるようなラストノートへ導くことで、このクリエーションを官能的で病みつきになるエッセンスへと変化させています。
公式サイトより
こちらを手がけた調香師フランクフォルクル氏は
ルラボ創業時に発表された香りの1つ【アイリス39】や
・イラン49
・サンタル33
・べ19
なども手がけた調香師です。
どんな香り？
纏った瞬間はリキュールを想わせる
人を陶酔させるようなフルーティで芳醇な香りが広がります。
次第に熟す前のイチジクのような酸味のあるフルーティさへと変化します。
15分ほどすると甘さが落ち着いてきて
少しビターでスモーキーな雰囲気が現れてきます。
墨のような落ち着きも出てきて
シャープな印象と包容力のバランス感覚が持続していき
気がつくとミステリアスな雰囲気の虜になっている
香りです。
黙っているままだと、遠い存在に感じる人が、
自ら歩み寄ってくれる親しみやすさを魅せた後、
また遠い存在になっていくような
誇り高さ75%親しみやすさ25%のような存在感です。
ビジネスシーンでは知的な雰囲気を表現できる香り。
プライベートでは抜群のセンスを感じさせてくれる香りです。
ビターさとスモーキさに次第に肌に寄り添うクリーミーさが出てきて
しっかり自分自身の香りと馴染みながら5時間ほど持続します。
実際にお肌の上で試したいけど近くにお店がなかったり、
試しに行く時間がない方はお試しサイズが便利です。
＼持ち運びにも便利です／
口コミまとめ
香りの印象
●気持ちよく落ち着くブラックティの香りの中に、ほんのり感じる色気。
●シダーウッドが少し男性的なのでムスクの甘さが気にならない。
●締めの香りがすごくおしゃれで、最初から最後まで複雑なのに
濁ったりベタついた感が一切なく、高級な清潔感があります。
●とにかくスパイスのさじ加減が絶妙で大好きな香りです。
香水がかなり好きな方の口コミが多く、20代と40代の方で愛用者が多いようです。
ネガティブな口コミでは、イチジクの香りがあまり感じられないという声が多かったです。
テノワール似ている香りはある？
ペンハリガン ロタール
こちらの香りは実在した【紅茶を運ぶ帆船】の名を冠にした香りです。
テノワール29と同様に香料にブラックティーやイチジクが使用されています。
ロタールの方が香りの輪郭がはっきりしていて
時間が経つとスウィート感が増してきます。
テノワール29がお好きな方の秋冬用の香りの候補になります。
100mlサイズのみで、個価格帯ですので
まずはお肌でしっかり試されるのがおすすめです。
＼800円弱で約30プッシュ使えます／
ルラボ店舗情報
買えるのはコチラです
・LE LABO 銀座SIX
・LE LABO 代官山店
・LE LABO 青山店
・LE LABO 原宿店
・LE LABO 伊勢丹新宿店
・LE LABO NEWoMan
・LE LABO 日本橋三越
・LE LABO 丸の内
・LE LABO 渋谷Parco
・LE LABO 下北沢
・LE LABO 二子玉川
・LE LABO 六本木
・LE LABO 京都新風寒
・ル ラボ京都町屋
・LE LABO うめだ阪急
・LE LABO 髙島屋大阪店
・LE LABO 福岡
・ル ラボタカシマヤゲートタワーモール（名古屋）
失敗しない纏い方
テノワール29の香りは、パーソナルスペースに近付いた方に気がついてもらうことで
【思わず頭に浮かんでしまうような存在感】として纏っていただきたい香りです。
持続もしますので、つけすぎず主張しすぎず
気品を意識して纏ってください。
手首なら左右1プッシュずつ。
お洋服を着る前に
左右腰のあたりや、お腹のあたりに纏っていただくと、
動いた時にフワリと香ったり、
お洋服を通して香る柔らかな香りを
近い距離になった際に感じてもらえます。
ぜひ【テノワール29】を素敵に纏って、
様々なコミニュケーションや
パーソナリティの表現に進化させてください。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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追記
コチラでちょうど100記事となりました。
私自身、大好きな香水を通して過去の気持ちに気づいたり
思い出が目の前に甦ったり、
新たな香りにドキドキ、ワクワクをもらったり。
何気ない毎日が
香りによって記憶のダイアリーとして刻まれています。
（ちなみに、香水ではないのですが先日コーヒーの香りによって
20年以上前に亡くなった父の好みを知ることができました。
嗅覚が父の淹れていたコーヒーの香りを覚えていました。）
これからも香りの冒険と発信を続けていこうと思いますので、
お立ち寄りいただけて少しでも何かのきっかけになれば嬉しいです。
ココまでお読みいただき、本当にありがとうございました。
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