いま、ディプティックの「オー ナバティ」がなかなか手に入りません。公式オンラインでも在庫切れが続き、店頭でも品薄──実は当ブログでも、オーナバティのレビュー記事へのアクセスがこの数日で急増しています。
そんな中、以前高輪ゲートウェイシティのディプティックの店舗に立ち寄ったところ、スタッフの方にこう教えていただいた事を思い出しました。
「ヴォリュートがお好きなら、”オーナバティ“も近い系統ですよ」
オーナバティはサンプルで持っていたので、その場ではムエットでの試香で気になった、ヴォリュートを肌で実試させていただきました。その際に感じたどんな香りなのか、オーナバティとどう違うのかを、正直にレビューします。
📌 オーナバティ自体のレビューはこちら → 【店舗限定】ディプティック「オーナバティ」香りレビュー
ヴォリュートとは?基本情報
ヴォリュートもオーナバティ同様お取り扱い店舗は限られています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | diptyque(ディプティック) |
| 香水名 | ヴォリュート オードパルファン(Volutes EDP) |
| 発売年 | 2012年 |
| 調香師 | ファブリス・ペルグラン |
| 容量・価格 | 75mL ¥31,460(税込・2026年7月時点の公式価格) |
| 香調 | オリエンタル(タバコ・ハニー系) |
| 主なノート | ハニー、オポパナクス、シナモン、アイリスアコード |
「ヴォリュート(Volutes)」はフランス語で「渦巻き」のこと。
モチーフは、船旅の甲板でくゆる刻みタバコの煙と、おしろいのパウダリーな匂いです。
ディプティック創業者のひとりが子どもの頃に体験した、マルセイユからの長い船旅の記憶から生まれた香りと言われています。
そして注目したいのがここ。調香師は、オーナバティと同じファブリス・ペルグランなんです。スタッフの方が「近い系統」と勧めてくださったのは、偶然ではなく”同じ作り手の香り”だからなんですね。
高輪ゲートウェイの店舗で実際に試し
つけた瞬間の印象
ムエット(試香紙)と肌の両方で試しました。第一印象は、思ったより甘くない。
「ハニー」「シナモン」というノートから想像するお菓子っぽい甘さではなく、
乾いた煙のようなスモーキーさが先に立ちます。
オーナバティを知っている方なら、あの「乾いた砂漠の空気感」に通じるドライさ、と言えば伝わるでしょうか。
時間が経つと
時間が経つにつれて、タバコの葉のほろ苦さの奥から、はちみつの甘みとおしろいのようなパウダリーさがじんわり顔を出します。
甘さはあくまで脇役で、全体の印象はオーナバティより少しドライで、ウッディ寄り。
私の肌では、香りの輪郭が最後まで凛としたまま続きました。
オーナバティとヴォリュート、どう違う?
| オーナバティ | ヴォリュート | |
|---|---|---|
| 調香師 | ファブリス・ペルグラン | ファブリス・ペルグラン(同じ!) |
| イメージ | 砂漠のオアシス | 船旅とタバコの煙 |
| 香りの印象 | 爽やかさ→アンバーの温かみ | 最初からドライ、ウッディ寄り |
| 甘さ | アンバーの甘み | ハニーの甘みは控えめ・パウダリー |
| 価格(75mL) | ¥45,650 | ¥31,460 |
こうして並べると、ヴォリュートは約1万4千円手頃で、いま買えるというのも正直大きなポイントです。
こんな人はオーナバティ向き
- 最初の爽やかさ(ベルガモット)も楽しみたい
- 「オアシス」によって際立つドライと熱波的な世界観。コントラストをたのしみたい
こんな人はヴォリュート向き
- 甘い香水が苦手。ドライで落ち着いた香りが好き
- 落ち着きのある雰囲気
- オーナバティの再入荷を待てない/価格を抑えたい
どこで買える?
2026年7月時点で、ヴォリュートはディプティック公式オンラインで在庫があります(購入時に試香用サンプル付き)。
店頭で肌にのせて確かめたい方は、百貨店・直営店へ。
私が伺った高輪ゲートウェイシティの店舗は落ち着いて試香できる雰囲気でした。
まとめ
- ヴォリュートは、オーナバティと同じ調香師による「近い系統」の香り
- ただし性格は違う。ヴォリュートのほうが甘さ控えめ・ドライ・ウッディ寄り
- 品薄のオーナバティを待つ間の一本としても、単体でも完成度の高い香り
香りは文字だけでは伝わりきらないので、ぜひ一度、肌で試してみてくださいね。

