Diptyqueオルフェオンの香りに注目が集まる中、
以前から変わらぬ人気のタムダオも一緒に比較される事が増えてきました。
そこで今回はタムダオの香りについて深掘りしていきます!
オルフェオンについては他の記事で解説していますので
気になる方はそちらもあわせてご覧ください。
・タムダオ香水基本データ
・タムダオどんな香り?
・タムダオの口コミは?
・タムダオとオルフェオンの違いは?
・タムダオに似ている香り
・タムダオの纏い方(つけ方)
そんなご紹介をする私は
タムダオ香水基本データ
発売年: オードトワレ 2003年
オードパルファン 2013年
調香師:ダニエル・モリエール/ ファブリス・ペルグラン
種類:オードトワレ/オードパルファン
香調:ウッディ
サイズ:オードトワレ 50ml 100ml
オードパルファン 75ml
【タムダオ】とはベトナム北部の避暑地で、ディプティックの創業者3人のうちの1人
イヴ・クエロンが子供時代を過ごした土地の名前です。
タムダオどんな香り?
オードトワレの方は
スプレーしたてはカラッとドライでシャープなウッディの香りが広がります。
付けたての香りは3分ほどで抜け、ナッツのようなクリーミーさが
少しずつゆっくりと出てきて
周りには秋の葉を思わせるような落ち着きのある雰囲気を感じます。
30分後にはサンダルウッドのクリーミーな安心感が主役となっています。
冬に訪れた別荘にある暖炉の薪のような、非日常感の中にある安らぎというイメージです。
オードパルファンの方は
スプレーした時のシャープさは抜けて、
肌に馴染んだ後の深みが増しています。
晴れた朝早く、纏う事で誰もいない静寂の神社で参拝したかのような
神聖な、心洗われるような気持ちになります。
タムダオ口コミは?
長らく愛用中。白檀のような落ち着く香りがドストライクです。
好きすぎて1年中使ってしまいます。
こんなに気の香りがする香水あるのか!!!
と驚きました。時間が経つとマイルドになってホッとする香りになります。
香水が好きで自宅に20個くらいありますが、これはダントツでお気に入りです。
お香っぽさはありますがパウダリーな感じではなく、深呼吸したくなるようなウッディさが落ち着きます。
口コミではずば抜けていい香りと表現する方と、1割強の方は苦手だったり、肌に合わないと表現されていました。
ウッディの中でもフローラルの印象をこれほどまでに感じない香りは珍しいので、
嗅ぎ慣れなかったり、想像の範囲に無い印象を受けとると苦手という表現になっているかな?
と感じる評価でした。
タムダオとオルフェオンの違いは?
タムダオとオルフェオン
ウッディの香調の2つですが、香りのバックグラウンドも違うので
イメージも異なります。
タムダオは
静寂な雰囲気でおうちタイムの寛ぎや、
ビジネスではここぞという時にギュッと集中させてくれるような香りです。
華やかに装うような雰囲気はなく、規律正しさやととのうような雰囲気です。
比べてオルフェオンは
和やかな中で人々が集うような雰囲気で、
集っている人々の個性をどこかに表現しているような温かみのある香りです。
ファッションとして取り入れても香りがイキイキします。
違いは体温のある温かみかというところで、
穏やかな雰囲気は共通しています
タムダオに似ている香り
全くそっくりな香りではないのですが
CHANEL SYCOMORE シコモア
こちらはスプレーしたては
タムダオのドライでシャープな雰囲気にスモーキーさが加わり
暖炉の薪の煙までイメージさせる香り立ちです。
1時間半ほどでスモーキーさが抜け肌に馴染んだサンダルウッドでも甘さを見せない
クリーミーさが香りの重なりを感じます。
タムダオ纏い方(つけ方)
ウッディ調の香りでシャープに拡散する広がりをしにくい為、
親しい人にこそ感じてもらえる香りだちです。
(つまりは距離が近い方に感じてもらえる香りです)
基本の腕の内側に5センチほどスプレーを離してプッシュしてあげると
程よく広がって肌へと馴染んだ香りが
体温によってゆっくり香りがのぼり続いていきます。
自分自身で腕にプッシュした香りを嗅ぐ事で安心につながったりします。
また、眠る前に纏う事で包み込まれる温もりの印象の中
心地よい入眠につながると私自身感じました。
ディプティックの香水の中でウッディ系で探したい時
自分の為に纏いたい→ タムダオ
印象を高める為に纏いたい→ オルフェオン
こんな風に選んでみてもいいかと思います。
ウッディ系の香り女性には?
ウッディ系の香りは力強いイメージで女性に似合うか心配な方もいるかと思います。
しっかりと根を張る木の印象の香りウッディ調の香りは
イメージとして
おおらかさや包容力、安定感、安心感、信頼感、落ち着きに繋がるような香りです。
ジェンダーレスで纏え、
女性が纏う事で
✅母性のような絶対的な安心感を感じてもらえたり、
✅ビジネスシーンでは頼れる存在を印象づけたり、
✅ファッションとしてはエッジの効いた雰囲気を表現できます。
メンズの香水では馴染みのあるウッディ調も
ジェンダーレスな香り展開のディプティックで選ぶなら
自分自身に香りのイメージを落とし込んで楽しめますね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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