アクアディパルマ 【フィーコ】レビュー|アランチャとの違いは?

アクアディパルマ「フィーコ」アイキャッチ画像

スプレーした瞬間、柑橘がすっと鼻に届く。

アクア ディ パルマ ブルーメディテラネオシリーズの「フィーコ」は、
同シリーズの「アランチャ」と比べ、立ち上がりの爽快感がより際立ちます。

その後は高すぎず重すぎない中層をまろやかに流れるような香りが続き、
しばらくするとハーブのような清らかな印象と軽やかなクリーミーさが静かに加わります。

爽やかなのに軽すぎない。清潔感の中にカジュアルさも持つ、そんな香りです。

今回は購入したディスカバリーセットの中のひとつ「フィーコ」オードトワレ肌の上で試して
深掘り、ご紹介していきます。


著者について

香水を含む美容業界に20年以上いながら学び続け、フレグランスエキスパートの資格を取得。
1000名以上の方に香り選びのカウンセリングを実施してきました。
また、お試しサイズも含め200種以上の香水を実際に購入し、自分の肌で試した感覚をもとにレビューしています。

目次

アクアディパルマについて

イタリア パルマの参考画像

アクア ディ パルマはイタリア・パルマ発祥の香水ブランドです。
1916年創業という歴史を持ち、イタリアの職人文化と地中海の自然を香りで表現することを得意としています。
華美な主張より、上品な存在感を大切にしているブランドです。

日本初の旗艦店は2021年に銀座SIXにOPENしました。

アクアディパルマが選ばれる理由



アクア ディ パルマの香水が
他のブランドと一線を画す理由のひとつに、
使用している香料の産地を明記しているという姿勢があります。

例えばイタリアンベルガモットやバージニアシダーウッドなど、
産地まで特定された香料を使用しています。

香料は気候や収穫状況によって品質や価格が毎年変動します。
コストを抑えようとすれば産地を変えたり代替原料を使うことは
業界では珍しくありません。

それでもアクア ディ パルマは品質の確かな香料にこだわり続けています。
この姿勢が香りの安定した品質とブランドへの信頼につながっています。

20年以上香水と向き合ってきた私が
アクア ディ パルマを信頼する理由のひとつがまさにここにあります。


結論・総評

「爽やかさの中に清らかさと個性を求める人」に最もフィットする香りです。

柑橘の立ち上がりは明快でありながら、中盤以降のまろやかな流れとハーブのようなニュアンスが
単純な爽快感で終わらせません。
カジュアルな日常使いから、きちんとした場面まで違和感なく馴染む懐の広さがあります。

同シリーズのアランチャが「安心感と癒し」なら、フィーコは「清らかさと軽やかさ」という印象です。


香水基本データ

項目詳細
ブランドAcqua di Parma(アクア ディ パルマ)
香水名フィーコ
シリーズブルーメディテラネオ
濃度オーデトワレ(EDT)
サイズ30ml・50・100ml・150ml・180
試用ディスカバリーセット

フィーコオーデトワレは、生き生きとした力強いフレグランンスです。
この香りは、ベルガモット、レモン、グレープフルーツ、シダーウッドのフルーティーなトップノートが特徴です。その後にはイチジクの香りとともにピンクペッパーとジャスミンの花びらの香りが追いかけます。ベースはイチジク、シダーウッド、ベンゾインの調和のとれたアクセントで締めくくります。

公式サイトより

主要エッセンス

トップノート:イタリアンレモン、イタリアンベルガモット、グレープフルーツ

ミドルノート:フィグネクター、ピンクペッパー、ジャスミンの花びら

ベースノート:フィグウッド、シダーウッド、ベンゾイン

どんな香り?

試した日の前提情報

  • 4月の晴れた日
  • お昼過ぎ
  • 左腕の内側に1プッシュ

トップノート :スプレーした瞬間、柑橘の果肉の爽やかさがすっと広がります。
アランチャが果肉のまろやかさを持つのに対し、フィーコはより輪郭のはっきりした爽快感が特徴です。
イチジクの葉を想わせるグリーンのニュアンスが柑橘に重なり、清らかな立ち上がりになっています。春の晴れたお昼過ぎにに試したことで、その爽快感がより鮮やかに感じられました。

ミドルノート :トップの爽快感が落ち着くと、高すぎず重すぎない中層の香りがまろやかに広がります。
フルーティーな甘みは控えめで、透明感と清潔感が前面に出てくる印象です。この「流れるような」感覚がフィーコの最も個性的で心地良い部分だと感じます。

ラストノート :しばらくすると、ハーブのような印象が静かに加わります。
主張は強くなく、香り全体を引き締めるアクセントとして機能しています。
最終的にはお肌にしっかり馴染んだ落ち着いた残り香になります。

イメージする景色 :地中海沿岸の白い壁の家。窓から差し込む光の中でイチジクの葉が風に揺れている。開放的でありながら静けさもある、そんな春の午前中の景色です。


おすすめなのはどんな人

おすすめな人サムネイル

香りの好みで選ぶなら 爽やかだけど軽すぎず、かといって重くもないバランスを求める人に向いています。
シトラス系に慣れてきてもう少し個性が欲しいと感じている方には、

イチジクのニュアンスはトレンド感にも繋がり次の一本としても最適です。

シーンで選ぶなら :春から初夏の屋外シーン、週末のアクティブな過ごし方との相性が特に良い香りです。カジュアルな日常使いから職場まで幅広く対応できます。

こんな人に特に届いてほしい

  • 柑橘系が好きで立ち上がりの爽やかさを大切にしたい人
  • 清潔感とカジュアルさを同時に表現したい人
  • アランチャを試して「もう少し軽やかな方が好み」と感じた人
  • 週末・屋外・アクティブな場面で使いたい人
  • トレンド感も意識したい人
  • 職場でもプライベートでも使い回したい人

向かないのはどんな人?

向かない人はどんな人?サムネイル

甘くリッチな香りが好きな方 :フィーコは甘さより清らかさが軸の香りです。
ヴァニラやキャラメルのような濃厚な甘みを求める方には物足りなく感じる可能性があります。

しっかりとした存在感を出したい方 :柑橘・グリーン系の特性上、香りの主張は控えめです。
個性を際立たせたい人や夜のドレスアップシーンには向きません。

秋冬に重厚な香りを求める方 フィーコの軽やかさは寒い季節に温かみのある香りを纏いたい方には物足りなく感じます。秋冬に使うなら重ね付けや、つける場所を工夫する必要があります。

アランチャの「癒し・安心感」を期待している方 同シリーズですがフィーコはアランチャより爽快感と清潔感が前面に出ます。
ほっとする温かみや甘みを期待する方にはアランチャの方が合うかもしれません。


アランチャとフィーコ、どちらを選ぶ?

アランチャフィーコ
立ち上がり柑橘+紅茶のような深み柑橘の爽快感が際立つ
中盤甘みと癒しが広がるまろやかに流れる透明感
ラスト温かいムスク清らかなハーブのニュアンス
全体の印象安心感・癒し清らかさ・カジュアル
向くシーン通勤・室内・リラックス週末・屋外・活動的な場面

迷ったら「温かみが欲しいならアランチャ、軽やかさが欲しいならフィーコ」と覚えてください。

アランチャのレビューはこちら


好感度倍増の纏い方

香水つける場所説明画像

爽やかさを活かしたい日 :手首より少し肘の内側寄りに1〜2プッシュ。立ち上がりの柑橘がダイレクトに広がります。

長持ちさせたい日 :膝の裏や足首など服で覆われる部分につけると、歩くたびにふわっと香りが立ち上ります。

気分転換したい時: 斜め上に2プッシュして香りのアーチをくぐると瞬時にリフレッシュできます。フィーコの爽快な立ち上がりはこの使い方に特に向いています。

オーデトワレのため持続時間は3時間ほどが目安です。お昼過ぎと夕方に纏い直すと1日中清らかな印象をキープできます。


FAQ

FAQサムネイル

フィーコはどのくらい持続しますか?

オーデトワレのため持続時間は3時間ほどが目安です。1日楽しみたい方はお昼過ぎと夕方に纏い直すのがおすすめです。

フィーコは何ヶ月使えますか?

1日4プッシュ使用した場合の目安です。

  • 30ml → 約5ヶ月
  • 75ml → 約12ヶ月
  • 100ml→ 約16ヶ月
  • 150ml → 約24ヶ月
  • ※180mlサイズもありますが、180mlサイズを購入する方は使用量もお好みが決まっている方かと思いますので目安は載せていません。

フィーコは男女どちらでも使えますか?

ジェンダーレスでお使いいただけます。
清らかでカジュアルな印象のため、性別を問わず自然に馴染む香りです。

アランチャとフィーコはどう違いますか?

同じブルーメディテラネオシリーズですが、アランチャは安心感のある甘みと癒しが特徴。フィーコはスプレー直後の柑橘の爽やかさがより際立ち、ハーブのニュアンスが加わる清らかでカジュアルな印象です。アランチャより軽やかで活動的な場面に向いています。


まとめ

フィーコは「清らかでカジュアル、でも軽すぎない」という絶妙なバランスを持つ香りです。

立ち上がりの柑橘の爽快感はシリーズ随一で、中盤からラストにかけてのハーブのニュアンスやイチジクの印象がが単純な爽やかさで終わらせません。
春から夏にかけて、活動的なシーンで特に真価を発揮します。

同シリーズのアランチャと使い分けるのも、季節や気分によって香りを変える楽しみ方としておすすめです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

その他の「アクアディパルマ」の香りについてはこちらで書いています▼▼▼

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