本来はインスピレーションの源の都市のみで購入可能な香り
シティエクスクルーシブコレクションの香りが
毎年9月の1ヶ月間だけ世界中のルラボ店舗および公式サイトで購入できます。
(ディスカバリーサイズは8月から)
2024年にメキシコシティの香りコリアンドル39が、そして2026年には北京の香りシウ25が加わり、全18種になりました。
そんなシティエクスクルーシブコレクションの中から
今回はダラスの香り
【アルデヒド44】を深掘りしていきます。
著者について
香水を含む美容業界に20年以上いながら 香水の奥深さに魅了され学び続け、
フレグランスエキスパートの資格を取得。
香水が大好きで、お試しサイズも含め220種以上の香水を購入してきました。
私自身が実際に試した感覚をもとに初心者の方でもスムーズにパーソナルに香水探しができたらと香りにまつわるあれこれを書いています。
アルデヒドとは?香水の歴史を変えた香料
「アルデヒド」という言葉を聞いて、真っ先に思い浮かべる方も多いのがシャネルNo.5です。
アルデヒドは1920年代にシャネルNo.5に大胆に使用されたことで香水の歴史を変えたといわれる香料です。
No.5の中ではフローラルの香りをまとめ引き立て、煌めきを与えてくれる存在として機能しています。
ではルラボがアルデヒドを「主役」として据えた香りは、どんな世界を見せてくれるのでしょうか。
アルデヒド44 基本データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売年 | 2006年 |
| 調香師 | ヤン・ヴァスニエ |
| 種類 | オードパルファム |
| サイズ | 1.5ml / 15ml / 50ml / 100ml |
| 都市 | ダラス |
| 香調 | フローラルウッディムスク |
主要香料:アルデヒド、ナルシサス、ネロリ、チュベローズ、ジャスミン、ムスク、アンブレット、バニラ、ウッディノート
こちらを手がけた調香師ヤン・ヴァスニエ氏は、トムフォードのバニラファタールやサンタルブラッシュ、ジョーマローンのイングリッシュオーク&ヘーゼルナッツなど、数多くの人気作品を手がけたトップ調香師です。
ルラボ公式サイトのコメントより
「アルデヒドの過剰摂取とも言うべき一本。ダラスを香水愛好家の地図に刻んだのは、私たちのせいでしょうか?」
アルデヒド44 どんな香り?

ディスカバリーサイズで実際に肌の上で試しました。
スプレーするとまず感じるのは、透けるような薄い花びら。
柔らかなイエローのお花を想起させる、デリケートで清らかな印象です。
花粉のようなパウダリー感も感じられ、華やかというよりは静かで知的な佇まいのフローラルが広がります。
シャネルNo.5のアルデヒドが煌めきをまとった豪華さだとすれば、アルデヒド44のアルデヒドはより素顔に近い繊細さを感じさせます。
40分ほどすると変化が訪れます。
花びらのツヤに反射する輝きのような、軽やかで明るい印象が出てきます。
重さのない光のような香りの移ろいが、まさにアルデヒドという香料の真骨頂を感じさせます。
持続時間は追記予定です。
香りの変化まとめ
| 時間 | 香りの印象 |
|---|---|
| つけた直後 | 透けるような薄い花びら・柔らかなイエローの花・花粉のようなパウダリー感 |
| 40分ほど | 花びらのツヤに反射する輝きのような軽やかで明るい印象 |
| それ以降 | パウダリー |
シャネルNo.5との違いは?
同じアルデヒドを使いながら、印象は異なります。
| シャネルNo.5 | アルデヒド44 | |
|---|---|---|
| アルデヒドの使い方 | フローラルを引き立てる脇役 | 主役 |
| 全体の印象 | 華やかで豪華 | 繊細で知的 |
| 甘さ | しっかりある | 控えめ |
| 雰囲気 | クラシックなエレガンス | モダンでシャープ |
No.5が好きな方には「似ているようでありながら違う」と感じていただける面白さがあります。
こんな人におすすめ
✅ アルデヒド系の香りに興味がある方
✅ シャネルNo.5に馴染みがあり、新しい解釈を試したい方
✅ 甘すぎず知的な印象のフローラルを探している方
✅ 人と被りにくい個性的な香りを纏いたい方
✅ 香水の歴史や香料に興味がある香水上級者の方
口コミまとめ

香りの印象
◉ クリーンで清潔感がある。重くなく一日中纏いたくなる
◉ シャネルNo.5よりも軽やかでモダンな印象
◉ ドライでスウィート。石鹸のようでありながら大人っぽい
◉ アルデヒドの個性がありながら、嫌みにならないバランス
ネガティブな口コミ
◉ つけたての印象が強く、馴染むまで少し時間がかかる
◉ アルデヒドが苦手な方には向かないかも
アルデヒドという香料は好みがはっきり分かれる香料です。
シャネルNo.5のあの印象が苦手という方には向かないかもしれませんが、好きな方には唯一無二の満足感がある香りです。
シティエクスクルーシブコレクション 買えるのはここ!
9月の1ヶ月間は公式サイト、並びに以下の直営店で購入できます。
- LE LABO 銀座SIX
- LE LABO 代官山店
- LE LABO 青山店
- LE LABO 原宿店
- LE LABO NEWoMan
- LE LABO 丸の内
- LE LABO 渋谷Parco
- LE LABO 下北沢
- LE LABO 二子玉川
- LE LABO 六本木
- LE LABO 京都新風館
- ル ラボ 京都町家
- LE LABO 福岡
- ル ラボ タカシマヤゲートタワーモール(名古屋)
*1.5mlのディスカバリーサイズ・ディスカバリーセットは百貨店でのお取り扱いがないようです。
新宿伊勢丹・大阪高島屋・梅田阪急には一部ラインナップ(50mlサイズ中心)のみ取り扱いとなります。
アルデヒド44 纏い方
スプレーしたての印象が個性的な香りですので、お出かけの30分ほど前に纏うのがおすすめです。
香りが肌に馴染んだ頃に人と接すると、軽やかで明るい印象が自然に広がります。
左右手首の肘の内側へ5センチほど寄ったところへプッシュしてあげてください。
スプレーする時はお肌からスプレーを10センチほど離してあげると、
広がったスプレーの霧を面で捉え美しく香ります。
まとめ
香水の歴史を変えたといわれるアルデヒドを主役に据えたルラボのアルデヒド44は、
シャネルNo.5とは全く異なるアルデヒドの解釈を見せてくれます。
透けるような薄い花びら、柔らかなパウダリー感、そして時間とともに現れる光のような軽やかな明るさ。
「アルデヒドってこういう香りだったのか」と、香水の歴史を香りで体感できる一本です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
その他のシティエクスクルーシブコレクションについても書いていますので、よろしければ見てみてください。




