毎年9月だけ全店舗・オンラインで現品が手に入る、ル ラボの「シティ エクスクルーシブ(都市限定コレクション)」。
今回は、アメリカ・シカゴの限定香水である「BAIE ROSE 26(ベ ローズ 26)」を詳しくレビューします。
ル ラボのバラと言えば、定番ラインの「ROSE 31(ローズ 31)」が有名ですが、
このベ ローズ 26は全く異なる表情を見せてくれる作品です。
「みずみずしくて軽やかなローズを探している」「ル ラボのローズ 31だと少しスモーキーすぎる」
という方に向けて、香り立ちや魅力、選び方のポイントを解説します。
著者について
香水を含む美容業界に20年以上いながら、奥深い香りの世界に魅了され、
フレグランスエキスパートの資格を取得。 1000人以上の方に香水選びのカウンセリングを実施してきました。 また、自分自身でもお試しサイズも含め200種類以上の香水を購入し、
実際に試した感覚をもとに記事を書いています。
ベ ローズ 26 基本データ
- 発売年:2010年
- 種類:オード パルファム
- サイズ:1.5ml/ 15ml/ 50ml/ 100ml
- 香調:フローラル アルデヒド / スパイシー
- 都市:シカゴ(アメリカ)
- 主要香料:ピンクペッパー(ベ ローズ)、ローズ、アルデヒド、シダー、ムスク、クローブ
※「ベ ローズ(Baie Rose)」とは、フランス語でピンクペッパーを意味します。名前の通り、ペッパーのフレッシュなスパイスとローズが美しく調和した一筆です
実際に試して感じた「香り立ち」と印象

スプレーした瞬間:弾けるみずみずしさとフルーティーな薔薇
スプレーした瞬間に立ち上るのは、みずみずしくフルーティーなローズの香り。
誰からも好まれるような
さっぱり感のある香り立ちです。
ピンクペッパー特有のフルーティーな果実感と微細なスパイスが、ローズの持つ可憐さをみずみずしく引き立ててくれます。
時間の経過:スッキリと引き締める「ドライな質感」
40分ほどするとローズの表情がほぼ姿を消してピンクペッパー特有のフルーティーな果実感と
微細なスパイスが、ローズの持つ可憐さの後ろ姿を引き立ててくれています。
更に時間が経つにつれて、バックグラウンドにあるシダーウッドやアルデヒドなどの
スッキリとしたドライな質感が主役となってきます。
この程よいドライさがありがちなローズ香水の印象に傾くことをしっかりと抑え、
トップのフルーティーなローズをより洗練された印象へと引き立ててくれるのが見事です。
最後は肌に寄り添うやわらかなムスクへと着地します。

【比較】定番「ローズ 31」と「ベ ローズ 26」の違い
ル ラボの代表作「ローズ 31」と迷う方も多いのではないでしょうか。2つの決定的な違いは「スモーキーさ」と「色のイメージ」にあります。
| 香り名 | 香りの特徴 | 色のイメージ | こんな方におすすめ |
| ROSE 31(定番) | クミンや木々のスモーキーさが効いた、深みのある大人なウッディローズ | グレーレッド | ウッディやスモーキーな深み、潔いカッコ良さ |
| BAIE ROSE 26(シカゴ) | フルーツのみずみずしさとドライな切れ味が共存するフレッシュローズ | クリームホワイトピンク | 普通のローズとは一線を画す軽やかさ、清潔感、明るさを纏いたい方 |
「ローズ 31」が媚びない潔さやモダンな一面のローズだとすれば、
「ベ ローズ 26」は近代的でクリーム色が入るような明るいホワイトピンクのイメージ。
スッキリとしたドライ感があるため、かわいらしくなりすぎず、大人の日常使いにすっと馴染むバランスの良さがあります。
まとめ|どんな人におすすめ?
- 重たいローズやスモーキーすぎる薔薇が得意ではない方
- 軽やかなローズを年中軽快に纏いたい方
- ル ラボらしい「ひねりの効いたドライ感」を楽しみたい方
ル ラボの「ベ ローズ 26」は、ただ可憐なだけではない、洗練された都会的な軽やかさを持つ現代的なローズフレグランスです。
香りの展開をしっかり楽しめるのも魅力のひとつです。
年に一度の9月(シティ エクスクルーシブ展開期間)にしか出逢えない特別な香り。気になっている方は、ぜひサンプル(1.5mL)や店頭で肌の上へ付けて体感してみてくださいね
最後までご覧いただきありがとうございました。




