香水好きなら一度はその名を耳にする、Diptyque(ディプティック)のアイコン的存在**「Philosykos(フィロシコス)」**。
ギリシャ語で「イチジクの友」を意味するこの香りは、単なるフルーティーな香水ではありません。
もぎたての果実の甘み、太陽を浴びた葉の青々しさ、そして力強い樹木の生命力……。
まるでイチジクの木の下で昼寝をしているかのような、圧倒的な多幸感をもたらしてくれます。
今回は、より深みと持続性を増した**「オードパルファン(EDP)」**にフォーカスし、
その魅力を徹底レビュー。
さらに、多くの方が迷われる「オードトワレ(EDT)との決定的な違い」についても詳しく解説します。
フィロシコスオードパルファム基本データ
【発売年】:2012年
【調香師】:オリヴィア・ジャコベッティ
【サイズ】: 75ml
主要エッセンス
イチジクの葉、イチジクのミルク、いちじくの木、ブラックペッパー

フィロシコスオードパルファムどんな匂い
フィロシコス オードパルファム:熟した果実と太陽の熱
フィロシコスのオードパルファムを一言で表すなら、**「夕暮れ時のイチジクの木」**です。
- トップノート: イチジクの葉、イチジクの果実
- ミドルノート: ココナッツ、グリーンノート
- ラストノート: シダー、イチジクの木
吹き付けた瞬間、青々とした葉の香りが広がりますが、すぐに追いかけてくるのは、太陽をたっぷり浴びて熟した果実のミルキーな甘さ。オードパルファムはトワレに比べて、この「クリーミーさ」と「ウッディな重厚感」が強く、肌の上でとろけるような官能性を帯びるのが特徴です。
オードパルファム vs オードトワレ:どっちを選ぶべき?
「どちらを買えばいいの?」と迷う方のために、それぞれの違いを表にまとめました
| 比較項目 | オードパルファム (EDP) | オードトワレ (EDT) |
| 香りの印象 | 濃厚・甘美・ウッディが強め | フレッシュ・瑞々しい・グリーン |
| 持続時間 | 約5〜7時間 | 約3〜4時間 |
| シーン | 秋冬、夜、大人っぽい服装 | 春夏、オフィス、カジュアル |
フィロシコス EDP はこんな人におすすめ!
「イチジクが好き」という方はもちろん、実は以下のような好みをお持ちの方にこそ、
ぜひ肌の上で試していただきたい香りです。
- ディプティックの「ドソン(Do Son)」がお好きな方 ドソンの官能的なテュベルーズ(月下香)が放つ「クリーミーな白花の甘さ」がお好きなら、フィロシコスのまろやかなココナッツ・ミルクのニュアンスにも心地よさを感じるはずです。
- 「金木犀(キンモクセイ)」の香りに惹かれる方 意外かもしれませんが、金木犀特有の「フルーティーでどこかノスタルジックな甘さ」を求める方にもフィロシコスはヒットします。果実のジューシーさと、少し切ないような植物の温かみが共通しているからです。
- 「香水らしさ」よりも「自然の気配」を纏いたい方 人工的なフローラルやムスクが苦手な方でも、フィロシコスの「樹木そのもの」のような香りはスッと馴染みます。
徹底比較:オードパルファン vs オードトワレ
購入時に一番悩むのが「どっちを選べばいいの?」という点ですよね。
香りの構成にも明確なキャラクターの差があります。
オードトワレ(EDT):風に揺れる「葉」の爽やかさ
トワレは、より**「グリーン」の印象が強い**のが特徴です。 イチジクの葉を指でちぎった瞬間に広がるような、爽やかで少し苦味のある青っぽさが際立ちます。湿度の高い日本の夏でも使いやすく、軽やかにリフレッシュしたい時に最適です。
オードパルファン(EDP):熟した「実」と「樹木」の深み
今回メインでご紹介するパルファンは、トワレに比べて**「クリーミーな甘さとウッディ感」**が強調されています。 葉の青みは控えめに、熟した果肉のまろやかさと、どっしりとしたホワイトシダー(樹木)の香りが長く続きます。肌の体温で温まると、より官能的で深みのある「夜のイチジク」へと変化していくのが魅力です。
| 比較項目 | オードパルファン (EDP) | オードトワレ (EDT) |
| 香りのコンセプト | 熟した果実と樹木の力強さ | 瑞々しい葉と果実の爽やかさ |
| 際立つニュアンス | クリーミー・ウッディ | グリーン・フレッシュ |
| 葉(グリーン)の印象 | 控えめ。落ち着いた印象。 | 強い。 摘みたての葉の青さ。 |
| 持続時間 | 長め(約5〜7時間) | 標準的(約3〜4時間) |
| おすすめのシーン | 落ち着きたい時、夜、秋冬 | リフレッシュ、仕事、春夏 |
| ボトルの色 | 黒(シックな重厚感) | 白(透明感のある軽やかさ) |
| サイズ展開 | 75ml | 50ml / 100ml |
まとめ:フィロシコスは「人生で一度は纏いたい」イチジクの傑作
ディプティックの「フィロシコス」は、単なるフルーツの香りにとどまらない、樹木や葉の生命力までを感じさせる唯一無二のフレグランスです。
- みずみずしさと軽やかさを求めるなら: オードトワレ(EDT)
- 奥行きとミルキーな甘さを楽しむなら: オードパルファム(EDP)
どちらを選んでも、纏った瞬間に地中海のイチジクの木陰にいるような、心地よい開放感を与えてくれるはずです。
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