ジョーマローン【スカーレットポピー】どんな香り?似ている香水や口コミも紹介

スカーレットポピー

ネーミングからは実際の香りをイメージするのが難しい香りです。

ジョーマローンの

【コロンインテンスコレクション】

から出ているブラックボトルのスタイルです。

私はネーミングから、

春の花をイメージするような香りかな?

と思っていましたが実際に試してみると全く違うので

そんな意外性からドキドキするような面白さを感じた香りです。

ちなみに、ジョーマローンは2024年8月28日から価格改定を実施する事を
発表しています。
気になっていた香りは価格改定前に手に入れたいですね。
( 50mlで税込1650円 /100mlで税込2640円変わるようです)



こちらの記事ではそんなスカーレットポピーについて深掘りしていきます。

そんなご紹介をする私は


香水を含む美容業界に20年以上いながら
香水の奥深さに魅了され、フレグランスエキスパートの資格を取得。
お試しサイズを含め購入した香水は150種類以上です。
正解のない香水選びを少しでもスムーズにできたらと
自分自身が実際に試した感覚を元に香りにまつわるあれこれを書いています。

目次

スカーレットポピー基本データ

発売年:2021年

調香師:マティルデ・ビジャウイ

種類:コロンインテンス

サイズ: 50ml / 100ml

こちらを手がけた調香師マティルデ・ビジャウイ氏

ジョーマローンではミルラ&トンカ

ジャスミン・サンバック&マリーゴールド

ウォーターリリーなど人気の香りを数多く手がけた方です。

コロンインテンスシリーズとは?

コロンインテンスシリーズとは

元来のジョーマローンのイギリススタイルを持ち合わせながら

異国の地の魅惑的なリチュアル特別な香料から生まれる

コレクションです。

スカーレットポピーどんな香り?

スプレーするとほろ苦い甘さがゆったり広がり

1分ほどすると奥から瑞々しく

わずかにグリーン調もあるフローラルがほんの少しずつ

表面へ現れてきます

20分位すると更に上層にデリケートなフローラルを感じ

重すぎず軽すぎないバランスをとりながら、

流れるようなスィートさと、肌馴染みを感じていきます。

甘いけど、バランスや空気感

ちょうど良い距離を保って感じるような

心地良さです。

厳選された香料が使用されている分

お値段は張りますので

事前に試したいところです。

すぐに試しに行くのが難しい方には

お試しサイズが便利です。

口コミは?

最初は甘さを強く感じますが、
どんどん丸く穏やかな香りに落ち着いてゆきます。
時間が経つにつれて少しココナッツぽい香りも出てきます。

とにかく甘くておいしくて、でも奥深い香りです。
花のポピー感はそんなにないのですが、ちらちらと女性っぽさが
顔をのぞかせるところが恐らくポピーなんだろうな。

ポピー&バーリーの角をとったまぁるいイメージ
甘いけど甘ったるくはない。

ミルラトンカより女性らしさのある甘さ。
ベチバー&ゴールデンバニラよりもバニラらしさがあります。
バニラ&アニスよりお菓子っぽさがあります。グルマン好きは要チェックだと思います!

甘さが酔ってしまいそうというネガティブな口コミもありましたが

甘い香りや秋冬用香水をお探しの方には円みのある甘さがちょうどいい香りです。

トムフォードのロストチェリーが好きな人におすすめという口コミも何件か

ありましたので、

次章の似ている香りの中で比べたものを解説しています。

全体的にかなり色々な香りを試されている方の口コミが多い印象でしたので

いつもの香りに飽きてしまった方には是非試していただきたい香りです。

スカーレットポピー似ている香り

PENHALIGON′S ペンハリガン 
チェンジングコンスタンス

スプレーしたてはチェンジングコンスタンスより

スカーレットポピーの方が

湿度のあるスィートさが広がります。

チェンジングコンスタンスはウッディ調も感じながら

スパイシーさとスウィート感の複雑さがありますが

20分程するとかなり似てきます。

30分程するとスカーレットポピーはソフトさを増していき

チェンジングコンスタンスはコクを増して甘くなって

トーンは同じように流れて持続していきます。

TOMFORD ロストチェリー

前項で少し触れましたが口コミでロストチェリーが好きな人に

おすすめと書いてあったので右腕にスカーレットポピー

左腕にロストチェリーをスプレーして比べてみました。

スプレーしたてはロストチェリーが完熟したフルーティー感。

スカーレットポピーがカカオのビターさを含むようなスウィート感。

7分位するとロストチェリーの方が空洞のあるようなクリアな空間を持つ

フルーティー感が出てきて、スカーレットポピーはキャラメリゼのような甘さ。

35分程してくるとスカーレットポピーのフローラルによる

フルーティーさが上層に現れ

ロストチェリーのクリアな空間を感じていた箇所に

フルーティ感が流れ込んできて

双方の香りの印象がグッと近づいてきます

1時間ほどすると更に甘さに重みが重なってきて

かなり似ている香りになりました。

3時間以上経った残り香も

肌を通して感じる幸せな甘さの印象がとても似ていました。

ロストチェリーについては別の記事で詳しく書いています

失敗しない纏い方(付け方)

こちらは甘い印象のある香りで口コミにもありましたが

多少の好みは分かれる香りです。

ですので、ビジネスシーンなど様々な好みをもつ方と接するような場面では

お洋服で隠れるような箇所に纏うか

違う香りをチョイスするのがおすすめです。

では、正解は?

1点に集中して纏うのではなく、面で纏うイメージ

手首より7センチほど肘の内側寄りにスプレーしてください。

スプレーの距離は10センチ程離して

左右1プッシュずつです。

甘い香りは自分の為に纏うのも充足感がありますので

自分時間のために纏うのもとっておきの時間を体験できます。

ネーミングからの意外性を感じる香りの世界観。

バランス感覚のある引き込まれるスウィート感。

自分自身の肌を通して感じる心地よい甘さ。

ぜひ試してみてください!

最後までご覧いただきありがとうございました。

                  \公式サイトはこちら/

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この記事を書いた人

はじめまして!
Hanalioです。
香水を含む美容業界に20年以上いながら、個人的に香水が大好きで今までお試しサイズも含め160種類以上の香水を購入し、試した数は数えきれません。
香水は素敵なパワーを沢山秘めているので、少しでも多くの方がスムーズにパーソナルな香水と巡り会えたらいいな。と思い私自身が実際に試した経験からくる感覚を元に記事を書いています。
少しでも何かのお役に立てましたら嬉しいです。

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