希少な日本発の香水ブランドとして、いま急速に注目を集めている
【エディット EDIT(h)】
2025年4月には神楽坂に旗艦店を構えました。

創業者の様々な経験や日本の伝統に対する意志を投影され生まれたEDIT(h)。
そんなエディットブランド設立当初のコレクションで発売された香りのうちの1つが
【ユヅキ】です
こちらの記事では実際にユヅキを試した感想から購入できる場所、
口コミやSNSの傾向、柚子の香水が好きな人にはどう?
など徹底的に解説していきます。

昨年新宿伊勢丹のサロンドパルファンで素晴らしいセットを購入し
こちらで試してレビューしました。
著者について

香水を含む美容業界に20年以上いながら
奥深い香りの世界に魅了され、フレグランスエキスパートの資格を取得。
1000人以上の方に香水選びのカウンセリングを実施してきました。
また、自分自身でもお試しサイズも含め200種類以上の香水を購入し
実際に試した感覚をもとに記事を書いています。
エディットユズキ基本情報
発売年:2018年
香りの種類:オードパルファム
サイズ:50ml
価格:¥22000(2025年12月時点)
香りの系統:グリーン、シトラス、ウッディ、フローラル
対象:ユニセックス
天然ゆずの力強さとウッディ、フローラルが奏でるビター&スウィートの世界。みずみずしさと濃厚さを重ねたNOTEのトップからラストへの移ろいは官能的であり、そして同時に知的さも演出します。
公式サイトより
主要なエッセンス
トップ:ユズ・ガルバナム
ミドル:ゼラニウム・ラベンダー・ミュげ
ラスト:サンダルウッド・シダーウッド・パチュリ
香り解説
スプレーした瞬間穏やかな木陰の景色が広がります。
葉の間から穏やかにこぼれる日差し。
深いグリーンの葉を指で擦ったような開放的でナチュラル。
そして洗練された香りが広がります。
自分というスタイルを確立しているからこその余裕の雰囲気。
10分ほどするとゆっくりと柚子のみずみずしいフルーティーさが
顔を出してきます。
香りの拡散は20分ほどで落ち着いてきてまろやかになってゆきます。
30分ほどするとフローラルの繊細な一面が融合し
やわらかながら奥行きのある香りへ変化します。
調和のとれた香りが持続してゆきます。
似ている香りは?
現代ではめずらしいグリーンノートの香りと感じましたが
ラグジュアリーさもあるリラックス感に
CHANELの特別なフレグランスライン
レ ゼクスクルージフの【ベルレスピロ】が似ている香りに挙げられます。
柚子香水が好きな人にはどう?
柚子そのものの香りを主役として感じたい。
という方には求めているものとは違って感じるかと思います。
いろいろゆずの香りを楽しんできたという方には
柚子の新しい一面を感じる事ができたり、
ユズが系統の異なる香りと調和する極上感を体感できるので
ぜひ試していただきたい逸品です。
エディットユズキの口コミやSNSの傾向は?
生の木のような匂い
お香っぽさはないサンダルウッド
まさに柚子と木
汗をかいてもしっかり持続する
ネガティブな口コミ
・トップが強烈
ユズキにはグリーン系の香りの唯一の天然香料といわれる「ガルバナム」が使用されています。
シャネルNo.19などでメインに近い存在感で使われている香料ですが
最近の香りではしっかり使用されているのは珍しく、
嗅ぎ慣れない方には印象がしっかりした香りに感じる事とおもいます。
エディットの購入できる場所
直営店
・エディット神楽坂(13:00~23:30 / 定休: 月・火)
・エディット天神
百貨店・セレクトショップ
・伊勢丹新宿本館1階フレグランス売場
・東京ミッドタウン日比谷
・表参道ヒルズ
・阪急MEN’S TOKYO
・REAL Style各店舗
エディットユズキまとめ
日本発祥の数少ないフレグランスメゾンのうちの1つEDIT。
香りの展開をしっかり感じられ日本の伝統文化を守りつつ
次の世代へ受け継いでゆくという姿勢は
ガルバナムをしっかり感じられる【ユヅキ】の香りから
本気度を垣間みることができました。
また、ネーミングにユズを入れながらも
使い方を変えると他の香りとの融合によって
意外性や追付いを許さない特別なオリジナリティーが出る事を感じさせてくれました。
シャープな一面はビジネスシーンにもピッタリです。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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