BYREDO は
2006年スェーデン発2011年日本初上陸したブランドで
創業者兼クリエイティブディレクターはベン・ゴーラム
前職がプロのバスケットボール選手という異色の経歴を持ち
インド人の母とカナダ人の父を持つ人物です。
*BYREDO(バイレード)は2017年夏よりこちらの読み方に変更されています。
それ以前は同じローマ字表記 BYREDOで読み方が(バレード)でした。
香りと記憶をアートで結ぶかのように創造されたBYREDOの香りの中でも
不動の人気を誇る【BLANCHE】ブランシュ
今回はこちらの香りと、ブランシュに似ている香りをご紹介していきます。
また、モテ香水として紹介されていることもありますが、
口コミのデータをもとに
解説もしています。
似ている香りは、あえて似せて創られているものではなく、
一つの香りとして完成されているものから選んでいます。
もし似ていてもう少し価格を抑えたものを探しているという方は
お試しサイズの購入しやすい価格のものを選ばれるのがおすすめです。
香りの本質を肌で感じられますし、
そのまま携帯用としても使えます。
BYREDO ブランシュってどんな香り?
香りの質感と肌心地を追求したというこちらの香りは
朝日の差し込む明るさで包まれた幸せな時間を想わせる、
まだメイクもしていない自然体やナチュラルさ、
自然から享受するラグジュアリーさが感じられる香りです。
(余裕のある贅沢な時間や眩いほどの明るさ。ふかふかなタオル)
スプレーした瞬間に輝く、
真っ白でちょっぴりクリーミーな白い世界が広がるような香り立ちです。
元々はフローラルを束ねる役割をするアルデヒドが
甘さをフワッと抑えながらローズやバイオレット、
ピオニーがバランスよく香り立ちます。
クリーミーで奥行きを感じさせるサンダルウッドが、
滑らかな優しさを思わせます。
ほんのりパウダリーで華やかな印象が顔を見せます。付けてから1時間半から2時間ほどで、上質な肌馴染みが感じられます。
(サンダルウッドの質がかなり高いのかなと感じました)
口コミは?
普段はフルーティー系やグルマン系の香りを好んで纏っていたので
こういった系統は敬遠していたのですが、
清楚な中にも甘さが混じっておりとっつきやすかったのと
知的で洗練された香りなので大好きです。
一吹きした瞬間に好きな香り!ってなった。
さっぱりしたフローラルで年中使えそう。
爽やかな晴れの日に
テラスでサイダーを飲んでいるような気分にさせてくれる香りです
ネガティブな口コミでは
粉っぽい、人工的という声がありました。
香りを際立たせるためのエッセンスを人工的に受け取って感じる方もいます。
洗い立てのリネンや清潔感をイメージした香りですので、
柔軟剤の香りを思い起こし、肌で感じる香りというよりは、
肌から離れて感じる香りに記憶が結びつき
人工的に感じるという面もあるかと思います。
ブランシュはモテ香水?
ブランシュは多く『モテ香水』と紹介されていますが、
口コミでの評価の割合を見ると
57%は高評価。15%は中立。そして28%は悪い評価でした。
(ブランシュに対する口コミの総数から、口コミの内容を読んで
それぞれの内容によって評価分けし、算出した数字です)
約30%の方は好まない。10人に3人は良いと感じないという割合でした。
(ちなみに人気で有名なイングリッシュペアー&フリージアは、同様の方法で
数字を算出すると76%が高評価、低評価はわずか0.07%でした
また、人気で有名なミスディオールは77.9%が高評価、低評価はわずか0.06
%でした)
口コミ総数が圧倒的に違うので、ブランシュが不利な点はありますが
そちらを考慮しても好きではない方の割合は
モテ香水と呼ぶには多いかと思います。
低評価の理由からそれらを除外した印象の似ている香りでは
トムフォードのホワイトスエードが試してみる価値ありです。
次の章でご紹介しています。
ブランシュに似ている香り 4選
①メゾンマルジェラ レプリカ 【 バブルバス 】 オードトワレ
クリーミーな密度の高いバブルに包まれるかのような香り立ちです。
蒸気のようにフワッと感じるスウィート感。
清潔感のあるフレッシュな甘さがあります。
ココナッツミルクアコードによるクリーミーさや、甘さに
石けん系の香りでもよく顔を見せるホワイトムスクが
全体像を包み込み
心地よさへ誘うようです。
時間が経つとコクが抜けていきます。
1時間半から2時間後には肌に馴染みスウィートさが深くなってきます。
② TOM FORD 【ホワイトスエード】 オードパルファム
ネーミングにはスエードとついていますが、
スプレーした瞬間にハリと少し重みのある白いコットン素材のような
肌に寄り添いながら、包まれるような清潔感を感じる香りが広がります。
微かにスモーキーさ(ビターさ)があり、それに気づいた時に調香師の
高い技術を感じ心ときめく側面があります。
公式サイトで優雅なホワイトムスクと表現されていますが、
余裕を感じる落ち着きのある香りで、
新品のホワイトという印象です。
香水(プライベートブランド)購入時に使用できる1500円分のクーポンがついてきます!
③ Diptyque 【ローパピエ】
上記2点に比べると若干似ている度は落ちますが
ホワイトムスクが主役の香りで、ミモザというフローラルによって柔らかさや
新たな光を感じるような香りです。
ブランシュの清らかな新鮮さに結びつくような香りです。
ブランシュに比べクリーミーさがエアリーな香り立ちです
ローパピエのお試しならこちら
④Diptyque 【リリフェア】
こちらは2024年9月に全国発売したばかりの新作です。
グリーンアンバーという香調で
スプレーしたばかりは葉の印象を感じる香りです。
香りが変化していき
リリフェアをつけて3時間ほどすると、
ブランシュをつけて1時間半ほどした頃の
お肌に馴染んだ心地よい香りに似てきます。
オススメのまとい方(付け方)
今回ご紹介した香りは3つとも清潔感を想起させる香りですので、
基本は左右の手首内側の付け根から10センチほどのあたりに、スプレーを10センチほどの距離を離して1プッシュずつしてください。
もう少し豊かに楽しみたい時はお洋服を着る前の腰の辺りか、
膝の裏、もしくは足首に左右1プッシュずつしてください。
より豊かに全身包まれるように楽しめます。
清潔感の高い香りは好感度アップにもつながり、
また安心感やリラックスにもつながります。
ブランシュが人気なのも納得ですね!
またブランシュを使いたいけど香水はあまり人と被りたくないという方には
似ている香りもオススメです。
似ていますがそれぞれの個性もあり、
そこまで知られていない香りを
選んで使っていることで、センスの良さまでも光ります。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
バイレードの香りは香調別に解説した記事もあるのでよければ
見てみてください。