ディプティックの香水の中で人気ベスト3に入る【フルールドゥポー】
2025年8月7日に新しい香りのニュアンスが2つ加わりました。
それが
です。
そんな待望のニューアイテムから
こちらの記事では
フルールドゥポーオードトワレの香りレビュー
オードパルファムとの違い、購入できる場所など徹底的に解説していきます。
オードトワレの香りは期待を裏切らないディプティック特有の洗練された芸術性と
心地よさの融合する心をとらえる香りです。
<著者について>

香水を含む美容業界に20年以上いながら
奥深い香りの世界に魅了され、フレグランスエキスパートの資格を取得。
1000人以上の方に香水選びのカウンセリングを実施してきました。
また、自分自身でもお試しサイズも含め200種類以上の香水を購入し
実際に試した感覚をもとに記事を書いています。
ディプティックってどんなブランド?

Diptyque(ディプティック)は1961年にパリで誕生したフレグランスメゾンです。
もともとはテキスタイルやインテリアを扱うブティックから始まり、後に香りの世界へと広がりました。
現在ではキャンドルやフレグランスを中心に洗練された香りのライフスタイルを提案するブランドとして
世界中で愛されています。
ディプティックの魅力は、単なる香水にとどまらず
「香りを通して物語を紡ぐ」ことにあります。
香りのひとつひとつに詩的なインスピレーションが込められ、
纏う人の感性を引き出すようにデザインされています。
また、確立されたブランドの世界観より香りが創造されているので
利益や流行を追い求めているのではなく
ひとつひとつの香りを誠実に創造していると感じられる点が最大の魅力です。
フルールドゥポー基本データ
発売年:【オードパルファム】 2018年
【オードトワレ】 2025年
調香師:オリヴィエ・ペシュー
香調:フローラル
サイズ:【オードパルファム】 75ml
【オードトワレ】 50ml / 100ml
主要エッセンス
【オードパルファム】:ムスク、アイリス、アンブレット、ピンクペッパー
【オードトワレ】:アイリス、マグノリア、ムスク
1968年のオードトワレ第一号誕生から50周年を記念し「テンポ」と一緒に発売した香りです。
オードパルファムレビュー

若干キリッとして透明感のある香りにスチームのような柔らかさ。
奥には、かすかにフローラルが見え隠れし、肌から離れて香る印象は
若い木のようなフレッシュなウッディ。
何の香りか、、答えに辿り着かないうちに
新鮮な印象のフレッシュさが出てきて
気がつくと自分の肌の香りになっています。
時間を経た後には
ホワイトムスクの甘い柔らかさが出てきます。
(お砂糖控えめの生クリームのような)
ラストノートでは儚さを感じるスウィートな素肌の香りへと
落ち着いていきます。
オードゥパルファムですが持続時間は若干控えめで、
香りがそこまで強く拡散しないので、
素肌から自然に香りたつような印象で香らせることができます。
オードパルファムについてより深く知りたい方は
コチラの記事を見てみてください。
オードトワレ香りレビュー

若干キリッとして透明感のある香りにスチームのような印象。
その奥に鼻を抜けるフルーティーな柔らかさを感じるのがオードトワレです。
ほんのりとスウィートな心地よさを持ちながら香りがふわっと揺らめきます。
表層には芯を持ちながら
内側が程よい湿度のある空気感となめらかさで肌へと馴染んできます。
1時間ほどするとフルーティーな面は姿をひそめ
キャンドルのようなクリーミーでソフトな甘さが
優雅に肌へと寄り添ってきます。
4時間ほどするとフワッと柔らかな質感のボディクリームに包まれたような
包み込む穏やかな香りが続いていきます。
オードトワレながら持続力がしっかりあり、
かといって香りが強いわけではない。
ライフスタイルに溶け込みやすい香り立ちです。
持続時間は?
5時間以上持続します。
オードトワレ・オードパルファム比較
オードパルファムは親密性を感じる香り。
肌へぴったりと添って香る印象。
オードトワレは親しみやすさを感じ、明るさも含む香りです。
肌からほんのり立って香る印象。

2つを比べるとオードパルファムの方が若干キリッとする面があり
オードトワレはすっきりとした甘さも感じます。
個性を表現するならオードパルファム
ナチュラルな魅力を表現するならオードトワレがベストです。
購入できる場所

店舗
DIPTYQUE青山・GINZA SIX・二子玉川
六本木・丸の内・日本橋髙島屋・伊勢丹新宿店
松屋銀座・渋谷スクランブルスクエア
そごう横浜・ニュウマン横浜・ジェイアール名古屋髙島屋
京都BAL・ジェイアール京都伊勢丹
仙台藤崎・大阪髙島屋・ルクア大阪・阪急うめだ
大丸心斎橋・神戸BAL・大丸神戸
近くにお店がなかったりまずは試してみたい方はサンプルサイズが便利です
▶︎【楽天でお試しサイズのフルールドゥポーをチェックする】(オードトワレ)
▶︎【Amazonでお試しサイズのフルールドゥポーをチェックする】(オードパルファム)
まとめ
同じ名前でも、オードパルファム(EDP)とオードトワレ(EDT)では香りの印象が大きく変わる。
香りづくりへのこだわりを一層感じられるのがディプティックの「フルールドゥポー」。
オードパルファムは近づくことで纏った人の世界観(親しい人にだけ感じられる特別な領域)魅力を
感じられるような親密度のある香り。
よりセンシュアルでジェンダーレスで愉しめます。

オードトワレは、纏った人の仕草や雰囲気などナチュラルな魅力に気づいた時、心が高まるような
そんな気持ちを感じられる香りです。
より天真爛漫な明るい軽やかさが愉しめます。

どちらも、装う為に纏っている印象は少ないので
オフィスでも使いやすく
プライベートなら、纏った人の魅力を一層解放してくれます。
(オフィスシーンは控えめにつけて、プライベートではしっかり愉しめる量で使うのがオススメです)
フルールドゥポーを試したことがない方も
すでに愛用していて新しいバリエーションを探している方も
ぜひお試しいただきたい香りです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
免税店限定でオードパルファムの30mlサイズが2点セットで販売されているようで
その限定サイズが楽天で販売されているのをみつけましたので
気になった方は見てみてください。
フルールドゥポーを手掛けた調香師オリビエペシュー氏が最後に手掛けた香り
ボワコルセについても書いていますので
気になった方はみてみてください



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